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株式会社ソフトクリエイト 戦略ビジネス部 情報屋の山口です。
さて、Stream (クラシック) の廃止に向けた対応の最初のステップとしては Stream (クラシック) に存在するコンテナーと種類、各コンテナーに格納された動画データ数、サイズの分析を行います。
Stream (クラシック) から移行に必要なデータを分析する。
1.Microsoft 365 管理センターの「SharePoint」をクリックします。
2.SharePoint 管理センターにアクセスしたら、「移行」をクリックします。
3.Stream (クラシック) にて、検出されたコンテナーの一覧が表示されます。
この一覧上で、把握するべきコンテナーの種類は4つ(孤立とかもありますが、退職者のデータなので移行必要なのか、うーん・・)となり、このうち、移行先の指定が必要なコンテナー上のデータの移行先を考えたり、調整したり、諦めたりが必要となりますね。
コンテナーの種類 | コンテナーの種類の意味 | 移行先 |
---|---|---|
全社チャネル | 全体チャネルで共有している動画 | ※移行先の指定が必要 |
Microsoft 365 グループ ※SharePoint Online や Microsoft Teams と連動しているグループ |
Microsoft Teams または SharePoint サイトに格納された動画。Microsoft 365 グループが所有権を持つ。 | 既定の移行先として、Microsoft 365 グループの SharePoint サイトが指定される ※所有権が複数の場合には、最初に所有権を持つ Microsoft 365 グループが優先される |
ストリームグループ ※ビデオを整理したり、ビデオへのアクセスを制御するためのグループで、Microsoft 365 グループとも連動している |
ストリームグループで共有された動画。ユーザーグループが所有権を持つ。 | ※移行先の指定が必要 |
ユーザーコンテンツ | ユーザーが所有する動画 | 既定の移行先として、各ユーザーの OneDrive for Business が指定される ※所有権が複数の場合には、最初に動画をアップロードしたユーザーの OneDrive が優先される |
各コンテナーの分析は、対象のコンテナーを選択して、「スキャン」操作で実行できます。スキャン結果からは、スキャンされたファイル数、データサイズが把握できます。
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