株式会社ソフトクリエイト(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:林 宗治、以下 ソフトクリエイト)は、情報システム部門の現状を把握するため、「情報システムの現状とIT活用実態アンケート 2022」を実施しました。今回は第5回目として本調査を実施し、情報システム部門向けメディア「情シスレスキュー隊」にて調査結果を公開しました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、多くの情報システム部門はテレワーク対策を中心とした取り組みに注力する様子が伺えましたが、「DX 推進」「セキュリティ対策」など、次の新たな取り組みへの準備段階へ移行している様子が今回のアンケートから垣間見えました。
「情シスが今後、注力すべきと考えている(注力している最中の)活動」について質問したところ、「テレワーク対策」の動向についてみてみると、2020年度には46.6%で第1位だったのが、2021年度では32.9%まで下がっています。これは、多くの企業が急激なテレワーク対策に追われていましたが、整備が進んだ結果一段落したと考えられます。
「何も信用しない」を前提にセキュリティ対策をする「ゼロトラスト」の考え方を取り入れている企業を見ると、「すでに取り組んでいる」が7.4%、「取り組みを検討している」が30.9%と、わずかながら増加傾向にあることがわかりました。「取り組みを検討していない」「よくわからない」も減少傾向にあり、まだ時間が必要ではありますが、少しずつ考え方も普及していくものと考えられます。
情シスの DX への関与状況をみると、「DX 推進チームで大きな役割を担っている」が16.6%、「DX 推進チームの一員として関与している」が21.8%、「経営・企画が主導し、必要に応じて参加している」が21.5%という結果となりました。現在はまだ、「あまり関与していない」が33.8%と最も多いことがわかります。
〈自由回答・一部抜粋〉
・DX プロジェクトが発足。まずは業務アプリケーションの変更や更新を検討しています。
・目的は生産性の向上やコスト削減、時短など。課題は山積み。
・経営層と情シスにギャップあり。DX 自体が目的ではない。経営・社員の知識が乏しいのが実情。
DX への取り組みの中には、経営者との考えのギャップや社内への知識浸透の難しさを訴えるものも数多くありました。情シスのみで完結するものではないので、現在はまだ DX への取り組みに苦慮している声が少なくありません。その一方で、情報収集したり、関係部署と連携したりしながら少しずつ進めているケースもあり、多くの企業が DX に向けた過渡期の中にいることが伺えました。
[情報システムの現状とIT活用実態アンケート 2022調査結果の概要]
URL:
https://go.softcreate.co.jp/enterprise-it-management-survey-report-2022-1.html
<調査項目概要>
株式会社ソフトクリエイトが運営する情報システム担当向けのメディア。
情シスが抱えるITインフラ、ネットワークやセキュリティの悩みを解決するメディアサイトです。
ソフトクリエイトは、パソコンショップとして1983年に開店して以降、事業の拡大・変革を続け、現在は IT システムおよびクラウドインテグレーション事業を展開するシステムインテグレーター、そして情報システム業務の ITO サービスプロバイダ(ITO=ITアウトソーシング)として、主に IT 部門や情報システム業務に強みを発揮しています。お客様の IT 課題を一緒に取り組む事を強みとし、コンサルティングから設計・構築、運用、保守・サポートまで、ワンストップで支援しています。また、不正接続防止ツール市場における累計導入社数トップ(※)であるセキュリティ対策製品「L2Blocker」のメーカーとしても事業を展開しています。
<会社概要>
会社名:株式会社ソフトクリエイト
代表者:代表取締役社長 林 宗治
設立:2012年10月
資本金:2億円 (2022年3月31日現在)
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー
URL:
https://www.softcreate.co.jp/
* 出典:株式会社富士キメラ総研「情報漏洩対策需要に沸く不正接続防止ツール市場2017」
企画統括部 土方・石田
Tel:03-3486-1520
Mail:
sc-contact@softcreate.co.jp
※その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
特長や実績をまとめたPDFです。
大小問わず不明な点は何でもお尋ねください。
24時間365日受付、
約2営業日以内に返信します。