サポートエンジニアは、システムを構築するといったあらかじめ作業内容が決められている業務は多くありません。突然来た案件を、その場で話しながら担当を決め、フォローする人を決めます。それだけに、率先して仕事に取り組める人、チーム内のコミュニケーションを円滑に取れる人が求められます。資格としては、扱う機器が幅広いので、特定のベンダーの資格よりも、ネットワークスペシャリストや基本情報技術者、応用情報技術者など、広い知識を持っていることがわかる資格は役立つと思います。

エンジニアとして、技術に興味を持つことは大切ですが、お客様やチーム内のやり取りを円滑にするためのコミュニケーションも同様に大切です。ソフトクリエイトの「IT＋Oneで社会に彩りを」というメッセージに対しては、コミュニケーション能力を伸ばしていきたいと考えています。お客様から電話で直接問い合わせがきた際には、お客様の環境の情報を聞き出して、サポートや障害対応をしていきます。まずはお客様が言っていることをしっかり理解することが大切です。

私自身は数量をこなすタイプで、どんどん電話を取って対応していくことでスキルを磨いてきました。怖がらずに対応していって、悪かったところは直していけばいいのです。最初から必要以上に慎重になってしまうと前に進めなくなります。それでもわからなければ、調べたり、周りのメンバーに気軽に聞いたりすることができます。＋Oneとして、コミュニケーション能力を磨くためにも、とにかくやってみるという精神が大事ですね。