情シスの調査・提案・業務に役立つ情報は、大きく下記の3つに分類できます
①公共性の高い情報、中立的・客観的な情報
②加工・編集された情報
本記事では、「③先進性の高い情報」を情シスが活用するために知っておきたいポイントや具体例をご紹介します。
「先進性の高い情報」について
Twitter、Slack、ブログ――いま、情シスが最先端の情報に触れるには、SNSやコミュニティなどが適しているかもしれません。コーポレートサイトやIT系メディアなどでは入手できない、ITの現場の情シスやベンダー、SIerの生の声が得られる場です。情シスの現場からの声のほかにも、IT系のいわゆるインフルエンサーの発言もまた、注目が必要でしょう。IT系のインフルエンサーが提供する情報は、最新情報、考え方、メッセージなど様々なものが挙げられます。
では、注目したい情報源について、情シスレスキュー隊の独自基準ではありますが、主に「情シスレスキュー隊(@infosys_rescue)」がフォローしているアカウントの中から、フォローをおすすめしたいアカウントをご紹介します。リンク先を掲載しますので、プロフィールやツイートの内容を確認して自社や自身に役立つ内容でしたらフォローしてみてはいかがでしょうか。
※チェックしたい人物、SNSアカウント等情報は随時更新します。
注目したいトップランナー〜情報セキュリティ編〜
三輪信雄 氏
@NobMiwa
「情シスサミット」の登壇者としてもおなじみの三輪氏。S&J株式会社 代表取締役社長、総務省最高情報セキュリティアドバイザー、神奈川県警サイバー犯罪捜査顧問などを歴任する情報セキュリティ界のプロフェッショナルです。最近ではランサムウェアに関する話題に数多く触れています。
辻 伸弘 (nobuhiro tsuji)
@ntsuji
情シスレスキュー隊にも「
情シス担当キホンのキ。セキュリティ対策で知っておくべき4つのポイント
」を寄稿していただいている辻伸弘氏。セキュリティリサーチャーとして、国内外の情報セキュリティ動向を発信しています。
注目したいトップランナー〜情シス編〜
熱海 徹氏
情シスレスキュー隊にも連載記事「
情シスの現場から
」に、情シスへの熱い想いが詰まったコラムを寄稿していただいている熱海徹氏。日本企業にITが普及する黎明期から長年情シスに携わってきた熱海氏の言葉から、情シスの日常業務や課題解決のヒントを探しだしてみてはいかがでしょう。
注目したいトップランナー〜Active Directory編〜
村松 真(株式会社ソフトクリエイト デジタルサービス統括部 マイクロソフトサービス部 技師長)
人呼んで“Mr.Microsoft”――Active Directory など Microsoft 製品の最新動向や技術情報を解説するセミナーは常に満員御礼状態の村松技師長。情シスレスキュー隊へのコラム執筆のほか、セミナーやウェビナーでも情報発信しています。
チェックしておきたいSNSアカウント
「①公共性の高い情報、中立的・客観的な情報」でも取り上げましたが、サイバー攻撃の注意・情報には常にアンテナを立てておきたいものです。
こちらも「①公共性の高い情報、中立的・客観的な情報」で取り上げましたが、日本のIT事情をいち早く知るためにも押さえておきたい情報源です。
まとめ
今回は情シスが業務に役立てるための情報源として
①公共性の高い情報、中立的・客観的な情報
②加工・編集された情報
③先進性の高い情報
から、「③先進性の高い情報」を取得するための方法の1つとしてSNSの活用があり、注目したいSNSアカウントをいくつかご紹介しました。SNSはまだ新しいメディアですので、新鮮な情報が飛び交っていますが、ご存知の通り真偽が定かではない情報も決して少なくありません。そのメリット・デメリットを理解しながら、上手にSNSを活用して情報収集する知恵を身に着けてみてはいかがでしょうか。
※チェックしたい人物、SNSアカウント等情報は随時更新します
<< 関連コラムはこちら >>
- 【はじめに】情シスの学び・提案・業務に役立つ!「情シス向け情報分類学」はじめました
- 情シス向け情報分類学(1)公共性の高い情報、中立的・客観的な情報
- 情シス向け情報分類学(2)加工・編集された情報
- 情シス向け情報分類学(3)先進性の高い情報