2019年の時点で、登場から10年が経つ icrosoft Azure ですが、システムを構築するためには、言語やシステム管理のしくみ、組み込むべきツールなど、さまざまな知識が必要となり、すべてを独学で習得するのはたいへんです。
そこで、頼りになるのがセミナーや勉強会です。セミナーや勉強会では、豊富な知識とノウハウを持つエンジニアの話を聞くことができます。これにより、独学よりも早く Microsoft Azure の知識を得ていくことができるでしょう。
ここでは、Microsoft Azure をテーマにしたセミナーの有用性についてご紹介します。
Microsoft Azure をもっと理解しよう!
新規導入、あるいは既存のオンプレミス(サーバーやソフトウェアなどの自社運用)からの移行先として Microsoft Azure を選択する企業は、今後も増えることが予想されます。しかし、移行・構築が完了しても、それで終了というわけにはいきません。今後のIT戦略の策定や、事業規模の拡大をしていくために、IT環境を最適な状態に作り替えていく必要があります。
その際に必要なのは、Microsoft Azure の機能と関連サービスに関する広範な知識と、実践的なノウハウです。
現場の理解度は十分ではない
人材不足の情シス部門は、目の前の仕事を片付けることで手一杯になりがちです。今後の展開のために知識を仕入れて理解を深める時間をとるのは難しいかもしれません。そのため、Microsoft Azure を導入したくても知識が追い付かず、Microsoft Azure の導入支援を行うITサービス会社に問い合わせをするケースもあります。
Microsoft Azure で自社に必要な環境を作り、運用することができるか不安な場合もあるでしょう。そんなときに有効なのが、各種勉強会やセミナーなのです。
実践的な経験談やノウハウが現場に効く!
Microsoft Azure に関する勉強会やセミナーは、各地で行われています。基礎から学びたいのであればマイクロソフトのセミナーがありますが、実践的なノウハウを身に付けたいなら、Microsoft Azure の導入支援を手掛ける、IT サービス会社のセミナーがいいでしょう。
ITサービス会社は、さまざまなクライアントからの依頼を受け、多種多様な用途と機能を備えた Microsoft Azure 環境をセットアップしていますから、非常に多くの経験があります。また、環境によって起こりうる障害やその対処法、障害が起こりにくい環境構築のポイントなどの情報を持っています。つまり、IT サービス会社が主催する勉強会やセミナーでは、現場での業務にすぐに活かせる知識にふれることができるのです。
セミナーはネットの情報以上に実務に役立つ
ネット上には多くの情報が存在していますし、そうした知識をつなぎ合わせてMicrosoft Azureの実作業に活かすことも難しくはありません。しかし、現場に携わるエンジニアの知識には価値があります。エンジニアと直接質疑応答ができる機会があれば、自分が今抱えている問題や疑問を、そのままぶつけることができるでしょう。こうしたことができるのは、リアルのセミナーならではのことです。
Microsoft Azureについては、さまざまな切り口のセミナーが各地で行われていますから、時間を作って参加すれば、導入・運用の実務に活かせるヒントを、数多く得られるでしょう。