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ITインフラが把握できていない企業に起きた怖い話

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「IT インフラが“見えない”」――企業の業務の多くを IT が支えている今、IT インフラを把握しきれないと一体、どのような影響が生じるのでしょうか。今回は、企業の IT インフラを管理・把握できていない情シスが遭遇した怖い話をご紹介します。

この記事の内容
IT インフラが“見えない”と現場の情シスは疲弊する
IT インフラの管理不足でこんなトラブルが発生する
トラブル回避のために行うべき、3つの IT インフラ把握方法
まとめ

IT インフラが“見えない”と現場の情シスは疲弊する

今日、多くの企業では、サーバやネットワーク機器、PC などのデバイス、各種 OS などによって構築された IT インフラを活用して様々なビジネスを行っています。一方、IT インフラを管理する情シスにとっては課題も少なくないようです。

例えば、日常業務に追われて IT インフラの最新の全体像を把握していない、前任者からの引き継ぎ不足で IT インフラ管理がブラックボックスになっている、作業が属人化しがちといったことが挙げられるでしょう。このまま IT インフラが“見えない”状況だと、トラブルなどが生じた際には解決に時間がかかってしまい、日常業務にその分のしわ寄せがきて多忙になるという、いわば負のスパイラルに陥ってしまうかもしれません。

「働き方改革時代の情シス業務の基礎知識」 より)

IT インフラの管理不足でこんなトラブルが発生する

IT インフラが整理、可視化されていない状態では、日々の運用に追われるだけではなく、様々な問題につながります。これは大きく分けると、IT インフラ関連機器などハードウェアの問題と、ビジネスへの影響という問題が考えられます。

まずハードウェアの問題としては次のようなことが挙げられます。

  • サーバの HDD やメモリなどの容量不足、処理能力不足、レスポンス低下によるトラブル
  • サーバリソースが把握できず効率的に使えない
  • サーバやストレージ、ネットワーク機器などの老朽化や不具合によるトラブル
  • 障害発生時、障害が発生したマシンの特定に時間がかかってしまう
  • ネットワーク遅延が発生してもその原因がわからない …など

IT インフラが把握できていないことによるトラブルの特徴として挙げられるのが、発生の予兆がつかめないことや、原因の切り分けができず解決に時間がかかってしまうこと。また、トラブル発生時、IT インフラが把握できずに被害範囲の特定が難しくなり、被害拡大につながる恐れもあります。

こうしたトラブルにより、情シスは慢性的に多忙となり、深夜や早朝、休日の対応が必要となるかもしれません。時間もなくなるので、業務改善を提案する余裕もなくなるでしょう。

このような問題は、情シスの働き方だけではなく、ビジネス全体にも悪影響を与えます。その一例を紹介します。

  • トラブル対応の間はビジネスが止まる
  • システム停止による売上ダウンなど、取引へのネガティブな影響
  • 顧客や関連企業へのお詫び、信頼やブランドイメージ失墜、賠償金が発生
  • データ損失した場合、その回復費用が発生 …など

このように、社内はもちろん、取引先などの社外からもクレームが寄せられることになり、自社の信用を失ったり、賠償金などが発生するケースも想定されます。また、例えばデータを損失してしまった場合は、せっかく集めた知見や営業情報など、いわば会社の財産を失うことにもなりかねません。IT インフラの管理が正しくできていないことで、情シスの働き方に負担があるだけではなく、会社のビジネスにも損失を与える恐れがあるのです。

トラブル回避のために行うべき、3つの IT インフラ把握方法

トラブル対応が連続したり、慢性的に忙しい状態を未然に回避するために、まずは IT インフラを把握しておくことが必要です。ここでは、IT インフラを把握するための3つの方法を紹介します。

1. 【IT インフラの可視化】システムの仕組みや関連性を理解する

まずは、現状の IT インフラについて、どこに何があり、どのようにつながっているかを「見える化」するところから始めましょう。まず取り組めるところとしては、IT 資産管理台帳や、ネットワーク構成図、サーバラックの管理図を作成するなどが挙げられます。これらの資料を作ることで、各機器の状態や関係性を把握できるようになり、障害が発生した場合も原因の切り分けの一助となるはずです。

2. 【トラブルシューティング】対応策を用意しておく

IT インフラが整理できたら、トラブルが発生したことを想定して、IT インフラ機器やアプリケーションごとに対応策や手順をマニュアル化します。よくあるトラブルの原因やその対策法、手順をまとめておくことで、実際にトラブルが発生してもスムーズに対処できるようになるはずです。社内でこれまでに発生したトラブル、とりわけ件数の多いものについては、その原因を整理し、対処法を順序立てて明文化するようにしましょう。対処法をまとめておくことで、後任への引き継ぎなどもスムーズに行えるようになります。

3. 【アウトソーシング】IT インフラの把握を効率的に行うために

これまで紹介した対処方法が、労力や時間、人数の問題で難しい場合もあることでしょう。その場合には、社外の専門家に IT インフラの把握や管理をアウトソースすることも有効です。現在の IT インフラを網羅して情報を取りまとめ、文書化することを外部に依頼することで、IT インフラ運用がより効率的に行えるようになります。

まとめ

今回は IT インフラを管理できていない場合に起こりうる様々なトラブルについて紹介することで、IT インフラを正しく把握し管理することの重要性についてお伝えしました。より詳しく、IT インフラを把握し管理するための情報を知りたい方は、ぜひ、下記の資料をダウンロードしてご一読ください。

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