※Azure AD は Microsoft Entra ID に名称変更されました。
この記事でわかること
- 移行の際にトラブルは発生するものと考えて、小規模グループからのスタートがおすすめ。
- 小規模のトライ&エラーの結果を受け止め、FAQ、マニュアルに反映し、次の移行グループに活かす。
- 移行の際に、可能なら専任の問い合わせ担当者を用意すると移行がよりスムーズになる。
ソフトクリエイトの Azure AD(Azure Active Directory)移行を紹介する本シリーズ、第1回ではプロジェクト始動と全体像を紹介しましたが、第2回では実際にプロジェクトで生じたトラブルや対処法について取り上げます。
1 トラブルを前提にパイロットグループを選定しスモールスタート
ソフトクリエイトでは、Azure AD の移行の際、まずはパイロットグループを設定してスモールスタート、その後に全社的に展開しています。その理由としては、多くの場合、移行にはトラブルがつきものであること、小規模でITリテラシーが高く、フィードバックが多いグループに初期トライアルすれば、その後に展開するマニュアル内容が充実することなどが挙げられます。
今回、パイロットグループに選ばれたのは営業部門で、約100台規模でスタートしました。ソフトクリエイトの場合には、実際にAzure AD を販売しているということもあり、まずはトラブルも含めて営業に体験してもらうという方針でもあります。移行にあたって、営業部門から反論はありませんでしたが、案の定トラブルは多発しました。
例えば、
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