
渋谷というカルチャーとビジネスが交差する街に、新たな出会いと学びの拠点が誕生しました。2025年5月に開設された「Microsoft Base Shibuya」は、企業が共創し、最新技術を体験し、次の価値をともに生み出す場。ビジネスの中心地としてだけでなく、文化や多様な価値観が入り混じるこの街だからこそ実現できる、新しいかたちの情報発信拠点です。今回は、その魅力や今後の展望を、2025年5月7日に行われたオープニングイベントの模様を交えながら紹介します。
1. Microsoft Base Shibuya とは? “最先端”が集まる街から新たな価値を広げる
「Microsoft Base Shibuya」は、Microsoft Base※の全国30拠点目として2025年5月に開設されました。ソフトクリエイトと日本マイクロソフトの連携により誕生したこの拠点は、法人向けテクノロジー活用支援の場として、情報発信・技術体験・企業間交流を担います。日本全国に展開する Microsoft Base の中でも、「Microsoft Base Shibuya」は多様性と情報発信力を活かした場として、特に大きな期待が寄せられている拠点です。
そのコンセプトは「SHIBUYA Connect ~テクノロジーと交差する場所~」。IT企業やスタートアップ、クリエイターが集まるこの渋谷という街は、ビジネスの最前線であると同時に、カルチャーの発信地でもあり、自然とさまざまなネットワーキングの機会が生まれることでしょう。これまでの拠点にはなかった新しい価値を、この場所から広げていきます。
2. Microsoft Base Shibuya のビジョン──「渋谷から未来をつくる場に」
2025年5月7日、渋谷の街に新たに誕生した Microsoft Base Shibuya のオープニングイベントが開催され、多くの企業の皆さまにご参加いただきました。ビジネスとテクノロジーの最前線を体感できる場として、大きな期待と熱気に包まれたイベントとなりました。
Microsoft Base Shibuya 開設に際し、株式会社ソフトクリエイト 代表取締役社長の林は「渋谷から未来をつくる場に」と語り、この場所が持つ可能性を力強く示しました。
多様な人と情報が行き交う渋谷という街のオープンマインドな雰囲気の中で、企業同士が出会い、新しい価値を共創していく場としての役割を改めて訴えました。
代表取締役社長 林 宗治
日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 パートナー事業本部長の浅野智氏もイベントに訪れ、Microsoft Base 全体に共通する「遊び心ある場づくり」や「実験的な取り組みを歓迎する文化」に触れ、渋谷という街と調和する拠点として、参加する企業やユーザに新たな可能性を提供していくことを強調しました。Microsoft Base の発起人でもあるという氏ならではの、大きな期待が込められたコメントでした。
執行役員 常務
パートナー事業本部長 浅野智氏
共通するメッセージとしては、この場で生まれるのは、単なる製品の展示やイベントだけでなく、日々のビジネスに直結する“リアルな出会い”と“新しい価値の創出”ということ。Microsoft Base Shibuya を起点に、渋谷という街の熱量と共鳴しながら、未来のテクノロジーとビジネスを形づくる発信拠点として、これからもその展開にぜひ、注目してみてはいかがでしょうか。
3. 3つの利用イメージで見る、Microsoft Base Shibuya の魅力
Microsoft Base Shibuya では、最新のテクノロジーや導入事例、ソリューション活用法などを、企業担当者が実践的に学べるセッションを随時開催していく予定です。クラウドサービスやデータ活用に関する最新動向をはじめ、業務にすぐ役立つノウハウを得ることができます。
こうした多面的な取り組みを支えるのが、Microsoft Base Shibuya が大切にしている「学び」「交流」「創造」の3つのテーマです。ここでは、【学びの場】、【交流の場】、【創造の場】という3つの利用イメージについてご紹介します。

- 【学びの場】
- 最新のテクノロジーや導入事例、ソリューション活用法などを、企業担当者が実践的に学べるセッションを随時開催しています。クラウドサービスやデータ活用に関する最新動向をはじめ、業務にすぐ役立つノウハウを得ることができます。

- 【交流の場】
- 同じ志を持つ企業担当者やパートナー、開発者が集まり、リアルに対話することで、新たなビジネスのきっかけやネットワーキングが生まれます。多様な分野の参加者同士が意見交換を行い、渋谷の街の特性を活かしたつながりを生み

- 【創造の場】
- 課題やアイデアを共有し、ソフトクリエイトや Microsoft の担当者と共に、解決策や新しい価値を描くワークショップやディスカッションを行います。企業の壁を越えて知見を共有し、次のビジネスにつながるヒントを見つけることができます。
こうした活用イメージについて、ソフトクリエイト事業推進本部 クラウドソリューション統括部 統括部長の花原は、Microsoft Base Shibuya を「学び」「交流」「創造」というポイントを紹介するとともに、最新技術をキャッチアップする場や、同じ課題を抱える企業同士のネットワーキング、Copilot やAIの社内適用支援など、企業の成長を後押しする場として活用してほしいとまとめました。
こうした多面的な活用シーンを通じて、Microsoft Base Shibuya は訪れるすべての人に新たな出会いと価値を提供していきます。
4. 魅力的なセミナー・ワークショップを継続的に開催
Microsoft Base Shibuya では、今後も継続的に魅力的なセミナーやワークショップを開催していく予定です。
5月7日のオープニングイベントでは、記念すべき初回のセミナーとして、日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員・エバンジェリストの西脇資哲氏による特別セッションが実施されました。テーマは「経営層が採るべき、Microsoft 365 Copilot 活用戦略」。経営者やIT部門責任者に向けて、生成AIの進化とそのビジネス活用の可能性が語られました。
〜初回セミナーより〜
日本マイクロソフト株式会社 西脇氏によるオープニングセッションでは、Microsoft 365 Copilot や ChatGPT をはじめ、急速に進化を遂げる生成AIの最新動向と、具体的な活用方法がライブデモを交えて紹介されました。実践的な事例やユーモアを交えた語り口に、会場は終始引き込まれ、多くの参加者が身を乗り出すようにして聴き入っていました。その一部を紹介しましょう。
「(生成AIとの対話数について)日本では平均1.2ターン。でも海外では4〜5ターンが当たり前。対話を重ねるほど、AIはいい答えを返してくれる」
「生成AIに“このメール、迷惑フォルダに振り分けて”って頼むと、設定まで自動でやってくれる時代」
「上司からの英語メールも、Copilot なら“要約して”で済む」
「Copilot では Word や Outlook の中で直接AIに“お願い”できるのでコピー&ペーストは不要」
このように、生成AI活用のTipsや、Copilot の効果的な活用例などが紹介されました。単なる業務効率化にとどまらず、経営に活きる活用体制の構築が重要であることが強調され、経営層のみならず現場担当者にも多くの示唆がありました。
今後も、現場の課題やニーズに応えながら、このような最先端で魅力あふれるセミナーを随時開催していく予定です。クラウド導入、データ活用、AI活用など、多様なテーマで参加者のビジネスの成長を後押しするコンテンツを提供していきますのでご期待ください。
なお、今後のワークショップ開催情報は、
こちらのページ
からご覧いただけます。
ぜひチェックしてみてください。
5.Microsoft Base Shibuya 公式サイト・アクセス情報
Microsoft Base Shibuya の詳細情報については、公式サイトでもご確認いただけます。
https://www.softcreate.co.jp/ms-base
まとめ
Microsoft Base Shibuya は、単なるイベントスペースという枠を超えた、「学ぶ・つながる・創造する」のための場です。企業が抱える課題に向き合い、最新のテクノロジーとビジネスの知見を取り入れ、共創を生み出す拠点として、渋谷という街の活気と融合しながら未来のビジネスとテクノロジーを形づくります。
この場所での出会いが、ビジネスを次のステージへ導くきっかけになるかもしれません。
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