どうも、株式会社ソフトクリエイト で情報屋やってます。山口です。
普段は企業様向けに Microsoft 365 活用のご支援をおこなっています。

OpenAI の ChatGPT 気づけば3歳!?
え、もう3年?まだ3年?どっちの気持ちも判ります。
ChatGPT が初めて世に出たのは 2022年11月30日で、2025年11月末でちょうど 3周年 なんです (^^
「めっちゃ早かったなぁ…」という感覚もあるし、「え、まだ3年しか経ってないの!?」という驚きもあります。

正直、この3年間で皆さんの仕事がどれだけ変わりました?って話で、人によっては、すごい変わっている!全然違うよ!という状況かなと?
- 何か調べ物をする時は、生成AIをまずは、利用するようになった。
- 指示やmemory機能を利用して、生成AIが自分好みに変化。
- リサーチやレポート作成、特定業務でAIエージェントを利用するようになった。
- 概念図や画像の生成も汎用的なアイコンではなく、生成AIで。
- 画像やホワイドボードの情報は、生成AIで文字起こし。
- 会議の議事録、AIにまとめてもらうのが当たり前になった。
- メールの下書きも「とりあえず生成AIで」に。
- 日報やレポートの作成も生成AIで。
もはや「生成AI」が当たり前、なくては困る!みたいな私みたいな人もいるのではないかと思います(^^;
それくらい、たった3年で人によっては、必須インフラに近いレベル になっちゃった。これ、冷静に考えるとすごいことだと思うんです (^^
■ AIモデルの進化は"直線"じゃなくて"階段"
ここ、けっこう大事なポイントなんですけど AIって、ジワジワ良くなるタイプじゃないんですよね (^^;
むしろ、ある日突然「え、こんなに賢くなった!?」ってドカンと跳ねる。グラフで言うと、なめらかな右肩上がりじゃなくて、階段みたいにガクッと段差がつくイメージです。
だから、「今この瞬間のベンチマークスコア」だけを見て「こっちの勝ち!」って判断しても、次のアップデートであっさりひっくり返ることが普通にあるんですよね。
実際、ChatGPT だって過去に何度も「終わった」「もう時代遅れ」と言われてきました。 でも結局、次のバージョンでまた巻き返してくるという……
つまり、「今の順位」は「来年の順位」を保証されないです。これは ChatGPT にも Gemini にも Claude にも、全部に言えることなんです。
なので、他のモデルの情報を収集しながらも、先ずは、自分はこの生成AIのサービスをとにかく使い倒そう!
そして、余裕があれば、他も触ってみよう!みたいな気持ちも大事かなかなと(^^;
■ AIの実力は「モデル単体」じゃ決まらない
見落とされがちなのが、AIの評価ってモデルの性能だけじゃない ってことです。
企業が本気でAIを導入しようとしたとき、見てるポイントはたくさんあります。
- モデル性能や利用感:推論能力、長文処理、マルチモーダル対応など
- コスト:ライセンス等の利用料、API利用時の価格、トークン単価
- エコシステム:API、ツール、エージェント基盤の充実度
- セキュリティ:データ保護、コンプライアンス対応
- 企業導入実績:大企業への展開事例、サポート体制
- コミュニティ:ドキュメント、ライブラリ、事例共有の活発さ
- 機能拡張スピード:新機能リリースの頻度と品質
- サードパーティ連携:外部サービスとの統合のしやすさ
■ 各社の方向性が明確に!AIエージェント時代の幕開け!

- OpenAI:エージェント化 × 実運用(タスク自動化、業務代行)
- Google:検索 × マルチモーダル × モバイル統合 × Google エコシステム
- Microsoft:企業利用 × セキュリティ × Copilot エコシステム × エージェントファクトリー
- Anthropic:安全性 × 長文処理 × エンタープライズ向け
OpenAI は「AIが自分で動いて仕事してくれる未来」を作ろうとしてるし、Google は「検索とAIが融合した新しい情報体験」を目指してる。
Microsoft は「企業のあらゆる業務にAIを埋め込む」ことにフォーカスしてる。Anthropic は「安全で信頼できるAI」を軸に、長文処理や企業向けに強みを出してきてる。
それぞれの会社が違うゴールや強みを持つことに向かって走っている感じなんです (^^
■ 3年経っても、まだまだこれから

ChatGPT が登場してから、まだたったの3年。でも「AIの3年」って、人間社会の 20〜30年分くらいの密度 がありますよね (^^;
そして、これからの3年後、5年後、このAI競争がどうなってるか、私たちの生活や働き方はどう変わるのか?
楽しみもあり!怖さもありですよね!でも、生成AIやAIエージェントが不可逆的なテクノロジーであると考えると、前に進む必要があります。これは、私もそうですし、皆さんもそうかと思います。
是非、これまでとこれからを考えて前向きに新しいことにチャレンジしていただければと考えています!(^^
※ この記事は ChatGPT 3周年を記念して、2025年11月末時点の情報をもとに執筆しています。








