数字で見る“情シス”の実像2019　～クライアント PC の管理状況について～

ソフトクリエイトでは、2018年9月～10月にかけて「情報システム部門の現状と IT システム活用状況に関するアンケート」を実施しました。本調査は、企業・団体等で IT システムの導入や運用・管理などに携わる情報システム部門（情シス）の担当者の実態を探ることを目的に実施されましたが、550件の調査結果を読み解くことで、企業 IT インフラ導入・活用状況や IT ライフサイクル管理の実情、情シスの働き方の実態などが浮き彫りになりました。この調査結果を参考に、2019年に取り組むべき課題や「情シスの働き方改革」について考えてみてはいかがでしょうか。

大部分が Windows 10 へ移行中だが、中小規模の方が移行が進んでいる

Windows 10 への移行は規模の大小に関わらず、大多数の企業は取り組んでいる最中です。一方で、50名未満など小規模の企業の方が移行が進んでいる実態がありました。一方で、情報収集段階の企業も、大企業を除けば、 少ないとは言えずに今後駆け込み移行が発生する可能性もあります。

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クライアント PC の管理は主に情シスだが、一元管理できていないケースも多い

ビジネスに欠かせないクライアント PC の管理。その管理は情シス主体の管理と言えます。中小規模の企業では 各部門ごとの管理で一元化されていないことも3割以上あると考えられます。しかし、大規模の企業すら一元管理できていないケースが約3割あるなど、セキュリティ面や業務効率化を考える上で懸念材料となりかねないでしょう。

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クライアント PC の調達状況について教えてください

クライアントPC を調達する際には、小規模から中堅規の企業は「購入時の条件に応じて業者選定」が多数を占める結果となりました。1,000 名以上の大企業になるほど、「常に同じ業者から調達」し、企業規模が小さくなるほど、同じ業者へのこだわりは薄いということが分かりました。

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市場牽引を期待される「LTE 対応（SIMフリー）PC」、利用は1割〜2 割

Windows 10 移行への需要などで、法人向けPC 市場は好況と言われています。その市場を牽引する一端とされている LTE 対応 PC（SIM フリー PC）の利用状況について聞きました。全体的に興味度・認知度があまり高くない影響はありますが、すでに利用しているケースがすでに約1〜2 割。そのメリットが浸透していくことで、その利用も進むのではないでしょうか。

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PC を「所有から利用」に変えるレンタル PC 利用企業は、中堅以上で2〜3 割

システムの「所有」から「利用」へというトレンドの中で、クライアントPC もそのあり方を変えようとしています。その選択肢の1 つとなるのが、経費で「利用」できるレンタル PC です。実際すでに利用している企業が、大企業では約3 割、中堅規模でも約2 割となっていることが分かります。昨今、PC レンタルサービスが普及していることで、使いやすさも増えるものと考えられます。

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まとめ

多くの企業が Windows 10 に移行中または計画中。クライアントPC にも「所有から利用へ」のトレンドが到来し、レンタル PC 利用・利用計画中は大企業を中心に増加。100 名以上の企業でレンタル PC 利用は2 割以上。

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ソフトクリエイトは、企業の情報システム担当者（情シス）に対して、働き方や業務内容などの実態を調査するべく「情報システムの現状とIT活用実態アンケート2023」を実施しました。全編が、無料でダウンロードできますので、ぜひご一読ください。

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