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生成系AIでも、書き言葉、話し言葉を使い分けよう!

Copilot
AI
情報屋ヤマグチのタレコミ
この記事の内容
生成系AIでも、書き言葉、話し言葉を使い分けよう!

どうも、株式会社ソフトクリエイト で情報屋やってます。山口です。
普段は企業様向けに Microsoft 365 活用のご支援をおこなっています。

Memory機能で、生成系AIに自分の好みを覚えさせていない限り、生成系AIの出力は、「書き言葉」が利用されます。
※ 生成系AIのMemory機能とは、ユーザーとの過去の対話や情報を記憶し、文脈を理解・活用する仕組みです。これにより、より自然で一貫性のある応答や提案が可能になります。

生成系AIでも、書き言葉、話し言葉を使い分けよう!

入力:
Microsoft 365 Copilot について、教えてください。

書き言葉は、ビジネス文章として利用するのは、一般的なので、我々のようなビジネスをする場合には、「書き言葉」を利用すべきではあります。

書き言葉の特徴

  • 文法的に整った文章:丁寧で正確な文法を使用しています。
  • 接続詞や句読点が多い:「〜など」「〜により」などが使われています。
  • 丁寧な表現:「〜できます」「〜してください」などの丁寧語が使われています。
  • 話し言葉よりも形式的:カジュアルな口語表現は避けられています。

つまり、「書き言葉」にしないでね。という指示を生成系AIに行うことで、生成系AIが生成した結果から、遠ざけることができるということですね。

入力:
Microsoft 365 Copilot について、教えてください。話し言葉でお願いします。

また、繋ぎ言葉を適度に含めるような指示を加えることで、人が作成しそうな文章に寄せることもできます。

繋ぎ言葉

  • 繋ぎ言葉(接続詞や接続表現)は、文章や会話の流れを滑らかにし、意味のつながりを明確にする役割を持ちます。

入力:
Microsoft 365 Copilot について、教えてください。適度に繋ぎ言葉を入れてください。

日本語の文章作成は難しいため、「書き言葉」「話し言葉」「繋ぎ言葉」「です・ます調」「だ・である調」が混在してしまうことがよくあります。生成系AIを利用して、文章の見直しや構成の改善を行い、相手に送るのが良いでしょう(^^

※ 本投稿は、弊社で運営していますソフクリ365倶楽部のTeams投稿等で案内した内容を再編したものになります。ソフクリ365倶楽部のプレミアム会員様については、倶楽部への投稿や技術情報の投稿等を閲覧、アクションすることが可能です。
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山口 泰志

山口 泰志(やまぐち たいし)

  • 出身:福岡生まれ、佐賀育ち
  • Motto:しっかり考えて、やるべきことは、直ぐにやる!

Microsoft Top Partner Engineer Award 2023年、2024年、2025年受賞
弊社グループ全体における Microsoft 365 の技術主導者。
Microsoft 365を中心とした技術情報を ソフクリ365倶楽部 で発信。
実機で学ぶ無料ワークショップ「Softcreate Premium Workshop」の講師です!

情報屋ヤマグチをもっと知る!
経歴
~2016年
中⼩SIer、フリーランスエンジニア、⼤規模SIer等での経験を経て、2016年にソフトクリエイトに⼊社しました。
ソフトクリエイト⼊社後
AD、Office 365構築エンジニア、プリセールス等を経験した上で、2018年より、⾃分の発案でMicrosoft 365サービスの企画、⽴上げを⾏った後に、ソフトクリエイトホールディングス情報システム部にて、グループ全体へのMicrosoft 365 E5導⼊を主導しました。
現在
Microsoft 365の技術を中⼼に最新のテクノロジーや使い⽅を内外に発信したり、勉強会・トレーニング講師、新サービス⽴案、⽴上げとかの仕事をしています。
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趣味
散歩、登⼭、ロードバイク、旅⾏とかで、
外に出かけて、⾝体を動かすものが多いです
最近行って良かった所

この数年は、海外にも行くようになり、各国の文化や風土の違いを感じる経験ができるようになりました。

Seattle
Microsoft本社、ウォーターフロント、ワシントン大学、カロリー増々な食事
台湾
故宮博物院、台北101、九分のジブリ風な街並み、猫村として有名な猴硐(ホウトン)、気球や十分瀑布で有名な十分、各地域の夜市を中心としたグルメ
心掛けていること
現在の世の中では、エンジニアが何かを作れたり、運⽤できたりでは⾜りず、⾊々な視点で、考え、語り、発信できる様になる必要があると考えています。この様な活動のモデルとして、働き⽅と、テクノロジーの両⾯で、お客様、組織をリードできる様な⼈になれるように⽇々チャレンジすることを⼼掛けています。
最後に一言
テレワーク、社内のインフラ運⽤、セキュリティの維持対応、DX、AI等々、組織の情報システム部に求められる役割は、⽇々増⼤しています。この様な、時代の進歩の早い世の中で、皆様と⼀緒に⾼めあったり、課題を解決できるような関係を作っていきたいと考えていますので、どうぞよろしく!
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