
どうも、株式会社ソフトクリエイト 戦略ビジネス部 で情報屋やってます。山口です。
普段は企業様向けに Microsoft 365 活用のご支援をおこなっています。
対象外かと思っていましたが、Windows のホットパッチ更新プログラムが Microsoft 365 Business Premium ライセンスでも利用可能になるようですね(^^
Microsoft 365 Business Premium ライセンスでの Windows のホットパッチ更新プログラムが利用可能に?
ホットパッチ更新プログラム | Microsoft Learn
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ホットパッチ更新プログラムは、デバイスの再起動を必要とせずにインストールできる 月次 B リリース(毎月第2火曜日“米国時間”に公開)のセキュリティ更新プログラム です。 ホットパッチ更新プログラムは、ダウンタイムと中断を減らすために設計されています。 再起動の必要性を最小限に抑えることで、これらの更新プログラムはコンプライアンスの高速化に役立ち、組織はワークフローを中断せずにセキュリティを維持しやすくなります。
- 基準リリース月: 1 月、4 月、7 月、10 月
- ホットパッチリリース月: 2 月、3 月、5 月、6 月、8 月、9 月、11 月、12 月
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シンプルに書くと、現在、毎月1~2回発生している品質更新プログラム適用時 Windows の再起動が年4回になります(^^
※ 残念ながら、Hybrid Entra 参加では動作せず、ネイティブ Entra 参加でしか動作しないという制限があります。
※ Intune 単体、EMS E3 も対象外です。
※ まとめて更新プログラムを展開するのではなく、再起動不要なパッチを毎月公開して、クォーター毎に再起動する仕様なので、ネットワーク負荷が大きく上がることはないと思います。
※ 当然ですが、サードパーティー製の資産管理ソフトでは、ホットパッチ更新プログラムの利用はできないかなと・・・
Intune での設定についてですが、更新リング設定(必要に応じて一部設定変更)すれば、ホットパッチ更新プログラムとそれに関連するレポートも使えるようになり、見れるようになると思います。
仮に Windows Update に伴うマシン再起動に毎月10分掛かっているとすると、年間120分が40分になるため、時短効果が期待できます。また、ユーザーへの通知が減ることで、煩わしさも軽減されると思います(^^;
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