どうも、株式会社ソフトクリエイト で情報屋やってます。山口です。
普段は企業様向けに Microsoft 365 活用のご支援をおこなっています。
最近、Xを眺めていると、「生成AIに自己分析させてみた」「暗黙知を言語化してもらった」みたいな投稿が増えてきているの、気づいてますか?
いわゆる「AIに自分を分析させる」っていうムーブメントが、じわじわと盛り上がってきてるんですよね(^^
ChatGPT や Copilot のようなAIって、使い続けていると、"対話の履歴"がどんどん蓄積されていきますよね。
で、その履歴って、実は 「自分の思考パターン」や「無意識のクセ」がめちゃくちゃ詰まってる宝庫 だったりするわけです。
「どんな質問をしがちか」「どんな言い回しをするか」「何に悩んでいるか」「修正指示の出し方」
こういうのって、自分では気づきにくいけど、AIに分析させると 「あ、自分ってこういう傾向あったんだ…」 って発見があったりします。
しかも、AIは忖度なしに見てくれるし、聞きやすいので、人に聞くより気楽だったりするんですよね(^^;
というわけで、今回は「生成AIを使った自己分析」向けに、自分でも使えるプロンプトを2パターン用意してみました(^^!
生成AIで"自分を知る"時代が来た!自己分析・暗黙知を引き出すプロンプト2選
■ パターン①:生成AIの活用度分析

まず1つ目は、「自分がAIをちゃんと"道具"として使えているかどうか」 を診断するプロンプトです。
「無意識にできていること(=暗黙知)」も教えてもらえるので、自分の強みが見えてきます(^^!
◆ 評価される観点
| 観点 | 見ているポイント |
|---|---|
| ①ゴール設計の明確さ | 完成イメージまで言語化できているか? |
| ②前提・制約の提示 | 条件やルールをちゃんと渡しているか? |
| ③依頼の切り分け | 一度に詰め込みすぎていないか? |
| ④出力に対する姿勢 | AIの回答を"たたき台"として扱えているか? |
| ⑤フィードバックの出し方 | 「どう変えたいか」を伝えられているか? |
| ⑥思考の可視化 | 迷いや重視点を言語化できているか? |
| ⑦再現性意識 | うまくいった型を覚えて再利用できているか? |
◆ プロンプト本文
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あなたは、私と生成AIの対話内容・依頼文・修正指示の出し方をもとに、
私が「生成AIを道具として使いこなせている状態」かどうかを分析してください。
以下の観点で評価してください。
① ゴール設計の明確さ
・依頼時に、到達点や完成イメージを示しているか
・「何をしたいか」だけでなく「どうなってほしいか」まで言語化しているか
② 前提・制約の提示
・条件、守りたいルール、判断基準を渡しているか
・AIにやらせない範囲を意識できているか
③ 依頼の切り分け
・一度に多くを求めすぎていないか
・作業単位で分解できているか
④ 出力に対する姿勢
・AIの回答をたたき台として扱っているか
・正解として鵜呑みにしていないか
⑤ フィードバックの出し方
・「違う」ではなく「どう変えたいか」を伝えているか
・ズレた理由を説明しようとしているか
⑥ 思考の可視化
・自分が何を重視しているか説明できるか
・迷ったポイントを言語化できているか
⑦ 再現性意識
・うまくいった依頼の型を覚えているか
・似た場面で同じ構造を使えているか
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出力形式:
・総合レベル(初心者 / 中級 / 実務活用 / 使いこなし / 設計者レベル)
・各項目の簡易評価
・現時点でできていること
・無意識にできていそうなこと(暗黙知)
・次に伸ばすとよいポイント
・すぐ試せる行動 3つ
・指示文や長記憶に加えたほうが良さそうなこと
※評価はフラットに行ってください。
※本プロンプトはメタ評価用です。今後のスキル評価では、通常の業務依頼・修正指示のみを評価対象としてください。
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■ パターン②:ジョハリの窓を利用した分析

2つ目は、心理学でおなじみの 「ジョハリの窓」フレームワーク を使った自己分析プロンプトです。
◆ ジョハリの窓ってなに?
ジョハリの窓(Johari Window)は、1955年に心理学者のジョセフ・ルフトとハリー・インガムによって考案されたフレームワークです。
「自分から見た自分」と「他者から見た自分」を比較して、そのズレを整理することで自己理解を深める という考え方です。
| 窓の名前 | 自分 | 他者 | 内容の例 |
|---|---|---|---|
| 開放の窓 | 知ってる | 知ってる | オープンな性格、自己開示できている部分 |
| 盲点の窓 | 知らない | 知ってる | 無意識の癖、周囲からの意外な評価 |
| 秘密の窓 | 知ってる | 知らない | 隠し事、あえて見せていない一面 |
| 未知の窓 | 知らない | 知らない | 眠っている才能、まだ気づいていない可能性 |
🤖 これをAIにやってもらうとどうなる?
通常、ジョハリの窓は「他者からのフィードバック」が必要になるので、実施のハードルがちょっと高いんですよね。
でも、生成AIとの対話履歴 があれば、AIが"第三者目線"で分析してくれるので、 一人でもジョハリの窓を作れる という裏技的な使い方ができます(^^
AIは、あなたの質問の癖・言い回し・思考の偏りなどを 客観的に観測 しているので、「盲点の窓」や「未知の窓」の発見に向いています。
📋プロンプト本文(そのままコピペOK)
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私たちがこれまでに交わしてきた会話履歴(特に私の仕事観、技術への向き合い方、投資戦略、旅行の計画、そしてAIへの問いかけのスタイル)をすべて分析し、
以下のステップで「ジョハリの窓」を作成してください。
1. 4つの窓への分類
開放の窓: 私が明確に言語化しており、AI側も認識している「私の強み・特徴」。
盲点の窓: 私の質問の癖や、無意識ににじみ出ている思考の偏りなど、AIから見て「客観的に観測できるが、本人は自覚していなさそうな特徴」。
秘密の窓: 会話の中で「推測はできるが、私がまだ完全にはさらけ出していない感情的・非合理的な側面」。
未知の窓: これまでの対話のポテンシャルから推測される、私がまだ発揮していない可能性。
2. 具体的アクションの提案
「盲点の窓」を「開放の窓」に変えるために、AIから私に対して行うべき「あえて意地悪な質問」や「新しい視点」を提案してください。
3. 出力形式
視覚的に分かりやすく表形式でまとめ、最後に短い考察を添えてください。
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■ まとめ:AIは"鏡"として使える時代

今回は、生成AIを使った自己分析プロンプトを2パターン紹介しました(^^
• パターン①:AI活用スキルを7つの観点でフラットに診断してもらう
• パターン②:ジョハリの窓を使って、自分の"見えていない部分"を可視化する
生成AIは、対話を重ねれば重ねるほど、AIは「あなたの思考パターン」を学んでいきます。
その履歴を分析してもらうことで、
自分でも気づいていなかった暗黙知 が浮かび上がってくる!「え、自分ってこういう傾向あったんだ…」という発見、きっとありますよ(^^!








