
どうも、株式会社ソフトクリエイト 戦略ビジネス部 で情報屋やってます。山口です。
普段は中堅・中小企業様向けに Microsoft 365 活用のご支援をおこなっています。
Excel のデータを視覚的に整理し、比較するためには、通常、データを入力したり、条件付き書式を設定したり、グラフを作成するといった、複雑な作業を行う必要があります。
1. データの入力: 分析したいデータを Excel のセルに入力します。
※ 売上データや顧客情報など。
2. グリッドの作成: データを行と列に整理し、グリッド状に配置します。
※ 行に月、列に製品カテゴリを設定。
3. 条件付き書式: 特定の条件に基づいてセルの色を変更します。
※ 売上が目標を超えた場合にセルを緑色にするなど。
4. ピボットテーブルの使用: データを集計し、異なる視点から分析します。ピボットテーブルを使うことで、簡単にデータの要約や比較します。
5. グラフの作成: データを視覚的に表現するために、棒グラフや折れ線グラフなどを作成します。これにより、トレンドやパターンを一目で把握します。
※ 売上データや顧客情報など。
これらの操作も、Copilot in Excel に、対象となるデータ(テーブル)の範囲を指定し、指示するだけで、結果がグリッドに表示され、複雑なデータ解析が迅速かつ効率的に可能となります。
具体的な手順
Excel を起動し、対象となるデータが入力されたファイルを開きます。
データを分析する対象範囲(テーブル)を選択し、ホームタブの「Copilot」アイコンをクリックします。
※今回のデータは、サンプルとして、Copilot in Microsoft Bing に作成依頼しました。
次の操作としては、Copilot が案内してくれる提案から、「データの分析情報を表示する」をクリックします。
Copilot にて、最初の依頼として、1パターンのグラフを作成してくれます。
次の操作の提案から、「すべての分析情報をグリッドに追加する」をクリックします。
※ Copilot がこの提案をしてくれなかった場合には、テキストプロンプト欄に、「すべての分析情報をグリッドに追加する」を入力し、依頼をしてください。
追加のシートに選択された範囲のデータを元にいろんな視点のグラフを作成してくれます。
グラフの下部には、グラフで利用されているピボットテーブルが表示されますので、グラフ内の対象を変更する場合には、選択内容を変更してみます。