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- エスカ&レン:
- 今月もやってきました!「エスカとレンのセキュリティ通信」のお時間です。

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- エスカ:
- 気づけば、今年も折り返しが近づいてきましたね。時間が経つのはあっという間です。
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- レン:
- 年始に考えた目標や、挑戦したかったことを覚えている?このタイミングで振り返ってみると、新しい発見があるかもしれないね!


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- エスカ:
- 忙しい毎日の中でも、少し立ち止まって、これまでを見返す時間をつくれるといいですね。
さて、今回ご紹介するトピックスはこちらです!
●サポート詐欺の手口・特徴とは?

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- エスカ:
- まずは、昨今流行しているサポート詐欺に関するトレンドマイクロの分析結果をご紹介します。
トレンドマイクロは2026年6月、「サポート詐欺(テクニカルサポート詐欺)」の大規模キャンペーンについて分析結果を公表しました。
サポート詐欺とは、偽の警告画面によってテクニカルサポートに誘導し、サポートを名目として金銭をだまし取ろうとする詐欺行為です。日本が主な標的とされており、2025年12月中旬以降継続的に観測されています。
手口としては、まずメールで利用者を偽サイトへ誘導します。
サイト上で「ウイルスに感染した」「アカウントが侵害された」などの偽のセキュリティ警告を表示し、その後、画面に表示されたサポート窓口へ電話するよう促します。
攻撃者は正規のサポート担当者を装って対応し、最終的には遠隔操作ソフトを導入させます。そして、サポート料金の支払いや入力を通じて、金銭や情報をだまし取る流れです。
攻撃の規模は非常に大きく、2026年5月までに観測されたメールは約1,338万通、誘導先の偽警告サイトは33,000件以上に上るとしています。ただし、33,000件以上のサイトのうち、約9割は1日限りの使い捨てサイトであることが確認されており、セキュリティ製品などによる検出を回避しようとしていることがうかがえます。

(図1:メール件数の日時推移)

(図2:誘導先の偽警告サイト数の日時推移(日時でのユニークホスト数))
なお、観測されたメールの約94%は「.jp」ドメイン宛で、日本の利用者を重点的に狙っていたとみられています。また、メールの受信時刻は日本時間の9時~21時に集中しており、日本の活動時間帯に合わせて配信されていたことも確認されています。さらに、送信元メールアドレスの9割以上が正規サービスや受信者自身のアドレスに偽装されており、見分けがつきにくい状況が続いています。

(図3:時間帯別のメール件数(日本時間。メールゲートウェイ製品のみの統計値))
メールの内容は主に4種類あり、「偽の警告文で不安をあおる」「アダルト要素で興味を引く」「大手ECサイト・公的機関など特定組織へのなりすまし」「企業の社内通知を装う」に分類されています。
特に2026年5月以降は、「人事評価」「給与改定」などを装い、法人組織内の個人を狙うメールも増加しました。これは、攻撃者が高額な被害につながりやすい法人組織にも狙いを定めている可能性を示しています。
サポート詐欺は、緊急性をあおる警告などで、ユーザーの心理的な弱点を突いてきます。しかし、手口を理解していれば対処は難しくありません。トレンドマイクロは、心理面と技術面の対策を組み合わせて備えることが重要だと呼びかけています。
出典: トレンドマイクロ(https://www.trendmicro.com/ja_jp/research/26/f/fake-emails-tech-support-scam-japan.html)
■推奨する対応策
- メール内のリンクは安易にクリックせず、公式サイトをブックマークから開く
- 偽の警告画面が表示されても指示に従わず、Escキー長押しや強制再起動で画面を閉じる
- 送信ドメイン認証技術(SPF/DKIM/DMARC)を導入する
■関連サービス
・セキュリティ教育:従業員のセキュリティ意識の向上
・標的型メール訓練:不審なメールへの対処方法を身につける

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- そふくリス:
- サイトも長期運用ではなく短命にして、足跡を残しにくくしているんだね。入口のメールも、差出人をそれらしく見せてくるのが厄介だね。

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- エスカ:
- メールが本物のように見えても、急かす文面や不自然なリンクが出た時点で疑うことを徹底しないと危ないよ。最近は生成AIの普及で日本語の違和感もほとんどなくなっているから、「文章が自然だから安心」とは言えない時代になってきているね。
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- レン:
- 焦らせて判断力を奪うことが狙いだから、画面の指示に従わず、一呼吸おいて公式経路で確認する癖をつけたいね。

●サポート詐欺による不正送金被害|牧之原市

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- エスカ:
- 続いて、サポート詐欺の事例をご紹介します。

静岡県牧之原市の相良中学校は2026年5月29日、同校職員がサポート詐欺の被害に遭い、学校諸会費の口座から不正送金が発生したと発表しました。
事故の原因は、職員が校内PCで勤務条件について調べていた際に表示された、Microsoft セキュリティを装う警告画面でした。
表示された連絡先に電話し、電話での指示に従って操作した結果、PCが外部から遠隔操作可能な状態になったことが確認されました。その後、ウイルス感染の確認を名目に操作を続けるよう誘導され、職員はそれに従って法人用ネットバンキングにログインしてしまいました。
職員は指示に従う中で不審に感じて対応を中断し、回線切断および電源停止を行いましたが、その間に学校諸会費の口座から999万9,999円の引き落としが確認され、別口座から100円の送金も確認されました。
なお、その後の調査では、遠隔操作ソフトのインストールおよび外部からの操作が確認されたものの、ファイルの操作や生徒情報の流出は確認されていないとされています。
市および教育委員会は、再発防止に向けたセキュリティ対策の強化と職員の意識向上に取り組むとしています。
出典:牧之原市(https://www.city.makinohara.shizuoka.jp/soshiki/31/61903.html)
■推奨する対応策
- 偽の警告画面が表示されても指示に従わず、Escキー長押しや強制再起動で画面を閉じる
- OSやソフトウェアを常に最新の状態に保つ
- サポート詐欺の事例を社内に周知し、危険性を認識させる
■関連サービス
・セキュリティ教育:従業員のセキュリティ意識の向上
・
Security FREE for PC監視
:PCの内部挙動を24時間365日体制で検知・防御

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- そふくリス:
- 典型的なサポート詐欺だけど、今回は実際に高額送金まで繋がっているのが怖いね。

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- エスカ:
- 「ログインできるか確認」と言われて操作してしまう流れが危険です。遠隔操作されている状態では、裏で何をされているか分からない点をもっと意識する必要があるね。
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- レン:
- 画面の指示や電話の案内には従わない、怪しいと感じたら即座に専門部署に相談する、という基本動作を徹底することが被害防止の鍵になるね。


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- エスカ:
- ということで、今月の「エスカとレンのセキュリティ通信」はここまでです。
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