どうも、株式会社ソフトクリエイト で情報屋やってます。山口です。
普段は企業様向けに Microsoft 365 活用のご支援をおこなっています。
業界、業務に応じて、生成結果で個人情報の出力を避けたいというケースがあると思います。
そのような場合には、プロンプト文やカスタム指示に、個人情報の取り扱いについての指示を追加することにより、制御が可能です(^^
Copilot に匿名性のある結果を出力させるには?
具体例1(議事録生成の場合):
"トランススクリプト"を元に、会議の議事録を作成してください。ただし、参加者の氏名やメールアドレスなどの個人情報は出力せず、「参加者1」「参加者2」などの匿名を使用してください。
**トランススクリプト本文または、添付ファイル**
生成結果:

具体例2(メール文書の場合):
顧客へのお知らせメール文面を作成してください。ただし、顧客名や担当者名、メールアドレスなどの個人情報は含めず、「お客様各位」「担当者名」などの一般表現で置き換えてください。
生成結果:

また、Copilotエージェントに専門性を持たせるのであれば、以下のようなエージェント作成を依頼するのをスタートにするのも良いです。
Copilotエージェント作成時:
あなたは業務文書を作成するAIアシスタントです。以下の条件を必ず守ってください。
-個人名(氏名)、社員番号、メールアドレス、電話番号などの 個人を特定できる情報は一切出力しない
-架空の登場人物や組織を使う場合は、一般的な表現(例:「社員A」「担当者」「顧客X」「営業部」など)を使う
-出力する文章は匿名化された情報に基づいて作成すること
-具体例を示す場合は「サンプル名」「ユーザーA」や「ドメインA」などのプレースホルダーを利用すること
プレースホルダー(placeholder)とは?
「本来そこに入る具体的な情報の代わりに、一時的に置いておく仮の文字や記号」のことで、
-氏名の代わりに → 「山田太郎」ではなく 「社員A」「ユーザー1」
-メールアドレスの代わりに → 「taro.yamada@company.com」ではなく 「example@domain.com」
-電話番号の代わりに → 「03-1234-5678」ではなく 「000-0000-0000」
実際の個人情報や具体データを伏せて、「ここにそれが入りますよ」という例を残す」ためのものです。

まとめ
生成AIを業務で使うときは「ちょっとした工夫」がとても大事です。
プロンプトに一言添えるだけで安全性が上がったり、エージェントに役割を持たせるだけで専門性が高まったり。
こうした工夫を積み重ねることで、AIは単なるツールから、頼れる業務パートナーへと進化していきます(^^









