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プロンプトのマークダウン記述について

Copilot
AI
情報屋ヤマグチのタレコミ
この記事の内容
プロンプトのマークダウン記述について

どうも、株式会社ソフトクリエイト 戦略ビジネス部 で情報屋やってます。山口です。
普段は企業様向けに Microsoft 365 活用のご支援をおこなっています。

ワークショップの講習中に、Chat GPT 等の出力をコピーした時やプロンプトの記述で、"#"や"*"が入るとか、入れるのは何でですか?と聞かれることがあります(^^

プロンプトのマークダウン記述について

例えば、

## **Microsoft 365 Copilot ワークショップ**
### **時間: 2時間**
1. **イントロダクション (15分)**
- Copilot の概要と可能性
- ワークショップの流れ説明
2. **機能学習 (45分)**
- 実践的なシナリオを通じて Copilot の操作方法を学ぶ
- 主な機能と活用例の解説
3. **プロンプト演習とFAQ (1時間)**
- 効果的なプロンプト設計の練習
- 具体的なケーススタディ
- よくある質問への対応

#指示書
あなたは、生成系AIと Microsoft クラウドサービスに精通しています。次の制約条件と入力文を利用して、最高の結果を出力してください。結果の出力前に、深呼吸してくださいね。

#制約条件
-500文字以内
-簡潔な受け答え
-ステップバイステップで
-Microsoft 365 Copilot について強調

#入力文
生成系AIの概要と解説をまとめてください。

#出力文

とか。

これは、記述をマークダウンで行っているからです (^^;

マークダウン記述とは?

マークダウン記述は、プレーンテキスト形式で書かれた文書を簡単にフォーマットするための軽量マークアップ言語です。
見出し、リスト、リンク、強調などを簡単に記述でき、HTMLに変換することができます。
プログラマーやライターに人気があります。まぁ、文章の構成指示みたいなものです(^^

プロンプトエンジニアリングでマークダウン記述を使用します。これは、情報の明瞭性と構造化を高めるためです。
マークダウン記述は、見出しやリスト、強調などを簡単に作成でき、AIがプロンプトを正確に理解しやすくなります。
これにより、AIは意図を正確に把握し、適切な応答を生成できます。
また、ユーザー自身もプロンプトを視覚的に整理しやすくなり、効率的なコミュニケーションが可能になります。

見出し

見出しは文書の構造を整理するために使用します。#の数で見出しのレベルを指定します。

# 見出し1
## 見出し2
### 見出し3

リスト

リストは項目を箇条書きにするために使用します。

番号なしリスト

- アイテム1
- アイテム2
- サブアイテム1
- サブアイテム2

番号付きリスト

1. アイテム1
2. アイテム2
1. サブアイテム1
2. サブアイテム2

強調

テキストを強調するために使用します。太字や斜体、取り消し線があります。

**太字**
*斜体*
~~取り消し線~~

引用

引用を挿入するために使用します。>を使います。

> これは引用です。会話の内容を目的に応じて最適化できます。

ということで、マークダウンで記述すると、パワポのスライドの構成も、マークダウン記述に合わせて作成されます。

初めは少し難しいかもしれませんが、慣れると非常に便利ですので、是非、少しずつでいいので使い慣れてください!

※ 本投稿は、弊社で運営していますソフクリ365倶楽部のTeams投稿等で案内した内容を再編したものになります。ソフクリ365倶楽部のプレミアム会員様については、倶楽部への投稿や技術情報の投稿等を閲覧、アクションすることが可能です。
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山口 泰志

山口 泰志(やまぐち たいし)

  • 出身:福岡生まれ、佐賀育ち
  • Motto:しっかり考えて、やるべきことは、直ぐにやる!

Microsoft Top Partner Engineer Award 2023年、2024年受賞
弊社グループ全体における Microsoft 365 の技術主導者。
Microsoft 365を中心とした技術情報を ソフクリ365倶楽部 で発信。
実機で学ぶ無料ワークショップ「Softcreate Premium Workshop」の講師です!

情報屋ヤマグチをもっと知る!
経歴
~2016年
中⼩SIer、フリーランスエンジニア、⼤規模SIer等での経験を経て、2016年にソフトクリエイトに⼊社しました。
ソフトクリエイト⼊社後
AD、Office 365構築エンジニア、プリセールス等を経験した上で、2018年より、⾃分の発案でMicrosoft 365サービスの企画、⽴上げを⾏った後に、ソフトクリエイトホールディングス情報システム部にて、グループ全体へのMicrosoft 365 E5導⼊を主導しました。
現在
Microsoft 365の技術を中⼼に最新のテクノロジーや使い⽅を内外に発信したり、勉強会・トレーニング講師、新サービス⽴案、⽴上げとかの仕事をしています。
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趣味
散歩、登⼭、ロードバイク、旅⾏とかで、
外に出かけて、⾝体を動かすものが多いです
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この数年は、海外にも行くようになり、各国の文化や風土の違いを感じる経験ができるようになりました。

Seattle
Microsoft本社、ウォーターフロント、ワシントン大学、カロリー増々な食事
台湾
故宮博物院、台北101、九分のジブリ風な街並み、猫村として有名な猴硐(ホウトン)、気球や十分瀑布で有名な十分、各地域の夜市を中心としたグルメ
心掛けていること
現在の世の中では、エンジニアが何かを作れたり、運⽤できたりでは⾜りず、⾊々な視点で、考え、語り、発信できる様になる必要があると考えています。この様な活動のモデルとして、働き⽅と、テクノロジーの両⾯で、お客様、組織をリードできる様な⼈になれるように⽇々チャレンジすることを⼼掛けています。
最後に一言
テレワーク、社内のインフラ運⽤、セキュリティの維持対応、DX、AI等々、組織の情報システム部に求められる役割は、⽇々増⼤しています。この様な、時代の進歩の早い世の中で、皆様と⼀緒に⾼めあったり、課題を解決できるような関係を作っていきたいと考えていますので、どうぞよろしく!
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