どうも、株式会社ソフトクリエイト 戦略ビジネス部 情報屋の山口です。
意図する、しないに関わらず、なんとなく Microsoft 365 ライセンスを契約するとビジネスプランとエンタープライズプランが混在するといったことが結構あると思います。
このあたりは、ライセンス規約にも書かれているので、それに沿った利用や買い方を行う必要があることはご認識頂きたい部分ではあります。
Microsoft Defender for Business と Microsoft Defender for Endpoint ライセンスの混在には注意
さて、Microsoft Defender for Business と Microsoft Defender for Endpoint ライセンスの混在には、ライセンス違反という部分以外に、実際の機能として、影響が発生することが Microsoft 公式に案内されていまして、今後、ライセンスを契約する際や更新される場合には、ご注意下さい。
よく寄せられる質問をMicrosoft Defender for Businessする | Microsoft Learn
>Defender for Business を持つテナントは、テナント全体の Defender for Business エクスペリエンスに既定で設定され、中小企業のお客様に対して簡素化されたエクスペリエンスが維持されるようにします。
具体的には、以下の③~⑤の組み合わせで影響がでる旨が案内されていまして、影響としては、下位のビジネスプランの機能しか利用できなくなりますよーというお話になります。
パターン | プラン1 | プラン2 | 影響 |
---|---|---|---|
① | Microsoft Defender for Business | Microsoft Defender for Business Server | なし |
② | Microsoft Defender for Endpoint P1 / P2 | Microsoft Defender for Servers P1 / P2 | なし |
③ | Microsoft Defender for Business | Microsoft Defender for Endpoint P1 / P2 | あり |
④ | Microsoft Defender for Business | Microsoft Defender for Servers P1 / P2 | あり |
⑤ | Microsoft Defender for Endpoint P1 / P2 | Microsoft Defender for Business Server | あり |