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Microsoft Defender for Business で、保護しなくなったデバイスの情報収集を停止する。

Microsoft 365
Microsoft Defender for Business
情報屋ヤマグチのタレコミ

おはこんばんにちは、株式会社ソフトクリエイト 戦略ビジネス部 で情報屋の山口です。

今回の投稿では、Microsoft Defender for Business で、保護しなくなったデバイスの情報収集を停止する方法について、説明していきます。

Microsoft Defender for Business には、脆弱性の管理機能が提供されていまして、管理下のデバイスのセキュリティやソフトウェア情報を収集して、組織内で存在する脆弱性の可視化と組織での対応をサポートしてくれます。

ただ、初期化したデバイス、廃棄したデバイス等の情報も最大180日間残るため、脆弱性の管理機能を元にデバイスのセキュリティを維持しようと思うと、この幽霊デバイス(管理下にいるが、実際には物がない)状況を是正しないと、不要な混乱や対処が必要になりますので、組織的に管理しなくなったデバイスについては、「除外する」操作を実施するのがお勧めです。

在庫(ソフトウェアインベントリ)等の脆弱性管理の統計から除外されます。
※ デバイスのインベントリ等から削除される訳ではありません。

  1. 「デバイスのインベントリ」

    「デバイスのインベントリ」画面にアクセスします。

  2. デバイスのインベントリ一覧より、情報収集を停止する対象のデバイスを選択して、「除外する」をクリックします。
    「除外する」
  3. デバイスの除外理由とメモを設定し、「デバイスを除外する」をクリックします。
    「デバイスを除外する」
  4. 「デバイスを除外する」をクリックします。
    「デバイスを除外する」
  5. "全デバイスが除外されました"のメッセージが表示されたら、「完了」をクリックします。
    「完了」
  6. 除外操作を行うと、対象デバイスの詳細ページに、「このデバイスは脆弱性管理の対象外です」と表示されます。
    保存

    デバイスのインベントリから、除外対象をフィルターすることも可能です。

    除外対象をフィルター
※ 本投稿は、弊社で運営していますソフクリ365倶楽部の Teams 投稿等で案内した内容を再編したものになります。ソフクリ365倶楽部のプレミアム会員様については、倶楽部への投稿や技術情報の投稿等を閲覧、アクションすることが可能です。
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山口 泰志

山口 泰志(やまぐち たいし)

  • 出身:福岡生まれ、佐賀育ち
  • Motto:しっかり考えて、やるべきことは、直ぐにやる!

Microsoft Top Partner Engineer Award 2023年、2024年受賞
弊社グループ全体における Microsoft 365 の技術主導者。
Microsoft 365を中心とした技術情報を ソフクリ365倶楽部 で発信。
実機で学ぶ無料ワークショップ「Softcreate Premium Workshop」の講師です!

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経歴
~2016年
中⼩SIer、フリーランスエンジニア、⼤規模SIer等での経験を経て、2016年にソフトクリエイトに⼊社しました。
ソフトクリエイト⼊社後
AD、Office 365構築エンジニア、プリセールス等を経験した上で、2018年より、⾃分の発案でMicrosoft 365サービスの企画、⽴上げを⾏った後に、ソフトクリエイトホールディングス情報システム部にて、グループ全体へのMicrosoft 365 E5導⼊を主導しました。
現在
Microsoft 365の技術を中⼼に最新のテクノロジーや使い⽅を内外に発信したり、勉強会・トレーニング講師、新サービス⽴案、⽴上げとかの仕事をしています。
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趣味
散歩、登⼭、ロードバイク、旅⾏とかで、
外に出かけて、⾝体を動かすものが多いです
最近行って良かった所

この数年は、海外にも行くようになり、各国の文化や風土の違いを感じる経験ができるようになりました。

Seattle
Microsoft本社、ウォーターフロント、ワシントン大学、カロリー増々な食事
台湾
故宮博物院、台北101、九分のジブリ風な街並み、猫村として有名な猴硐(ホウトン)、気球や十分瀑布で有名な十分、各地域の夜市を中心としたグルメ
心掛けていること
現在の世の中では、エンジニアが何かを作れたり、運⽤できたりでは⾜りず、⾊々な視点で、考え、語り、発信できる様になる必要があると考えています。この様な活動のモデルとして、働き⽅と、テクノロジーの両⾯で、お客様、組織をリードできる様な⼈になれるように⽇々チャレンジすることを⼼掛けています。
最後に一言
テレワーク、社内のインフラ運⽤、セキュリティの維持対応、DX、AI等々、組織の情報システム部に求められる役割は、⽇々増⼤しています。この様な、時代の進歩の早い世の中で、皆様と⼀緒に⾼めあったり、課題を解決できるような関係を作っていきたいと考えていますので、どうぞよろしく!
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