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Microsoft Defender for Business のライセンス割り当てと機能の有効化&構成ウィザードの実行

Microsoft 365
Microsoft Defender for Business
情報屋ヤマグチのタレコミ
この記事の内容
Microsoft Defender for Business のライセンスの確認とユーザーへの割り当て
Microsoft Defender for Business の有効化と初期構成ウィザードの実行

どうも、株式会社ソフトクリエイト 戦略ビジネス部 で情報屋やってます。山口です。

前回、Microsoft Defender for Business の概要等のお話をしましたので、今回は、
Microsoft Defender for Business のライセンス割り当てと、機能の有効化から、構成ウィザードの実施までをご案内していきます。
※ Microsoft Defender for Business のライセンスの入手については、弊社宛にご相談下さい。

Microsoft Defender for Business のライセンスの確認とユーザーへの割り当て

  1. Microsoft 365 管理センターの管理画面( https://admin.microsoft.com )に、全体管理者権限を持つユーザーでアクセスします。
    管理センターメニューの「セキュリティ」
  2. 管理センターメニューの「課金情報」-「ライセンス」をクリックします。
  3. 「Microsoft Defender for Business」ライセンスが表示されていることを確認します。
    「Microsoft Defender for Business」
  4. 「Microsoft Defender for Business」をクリックします。
  5. 「+ライセンスの割り当て」をクリックします。
    Microsoft Defender へようこそ for Business
  6. ライセンス割り当て対象のユーザー名または、メールアドレスを入力し、「割り当て」をクリックします。
    セキュリティ管理者の追加画面
  7. ライセンスの割り当て成功についてのメッセージを確認し、「×」ボタンで画面を閉じます。
    アラート通知の設定画面

Microsoft Defender for Business の有効化と初期構成ウィザードの実行

  1. Microsoft 365 管理センターの管理画面( https://admin.microsoft.com )に、全体管理者権限を持つユーザーでアクセスします。
  2. 管理センターメニューの「セキュリティ」をクリックします。
    管理センターメニューの「セキュリティ」
  3. セキュリティセンター(Microsoft 365 Defender)が表示されたら、エンドポイントメニューの「デバイスインベントリ」をクリックします。
  4. ”お待ちください。データ用の新しい領域を準備して接続しています。”と表示されたら、データ用の領域の準備が完了するまで待ちます。(目安:10~20分)
    お待ちください。データ用の新しい領域を準備して接続しています。
  5. "Microsoft Defender へようこそ for Business"の画面が表示されたら、「開始する」をクリックします。
    Microsoft Defender へようこそ for Business
  6. セキュリティ管理者の追加画面が表示されますので、「スキップ」をクリックします。
    セキュリティ管理者の追加画面
  7. アラート通知の設定画面が表示されたら、脅威検出時のアラート通知先のメールアドレス通知の種類を設定し、「メール」アイコンをクリックし、テストメールを送信します。
    • 受信者 : アラートの通知先となるユーザーメールアドレスまたは、配布グループ等
    • 通知の種類 : アラート
      ※ 通知の種類を"アラート"と選択した場合には、脅威判定レベルが、高および中レベル以上のアラートのみが、通知先に送られる動作となります。脆弱性情報含む、すべての情報を通知したい場合には、"脆弱性情報およびアラート"をご選択ください。アラート通知の設定については、構成ウィザード完了後に、セキュリティセンターの[設定]-[エンドポイント]-[メール通知]設定で変更可能です。
    アラート通知の設定画面
  8. 「テストメールが正常に送信されました」のメッセージを確認し、「続ける」をクリックします。
    ※ 通知先のメールアドレス宛に、テストメールが届いていることも、合わせてご確認ください。
    テストメールが正常に送信されました
  9. デバイスのオンボード方法の説明ページが表示されたら、「続ける」をクリックします。
    ※ デバイスのオンボード方法については、構成ウィザード完了後に、セキュリティセンターの[設定]-[エンドポイント]-[オンボーディング]の画面にて確認可能です。
    デバイスのオンボード方法の説明ページ
  10. セキュリティ設定を適用する画面が表示されたら、「続ける」をクリックします。
    セキュリティ設定を適用する画面
  11. 「送信」をクリックします。
    送信
  12. "すべで完了しました"と画面に表示されたら、「完了」をクリックします。
    すべで完了しました

次回は、Microsoft Defender for Business の Windows OS にオンボードする方法についての投稿を予定しています。

※ 本投稿は、弊社で運営していますソフクリ365倶楽部の Teams 投稿等で案内した内容を再編したものになります。ソフクリ365倶楽部のプレミアム会員様については、倶楽部への投稿や技術情報の投稿等を閲覧、アクションすることが可能です。

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山口 泰志

山口 泰志(やまぐち たいし)

  • 出身:福岡生まれ、佐賀育ち
  • Motto:しっかり考えて、やるべきことは、直ぐにやる!

Microsoft Top Partner Engineer Award 2023年受賞
弊社グループ全体における Microsoft 365 の技術主導者。
中堅・中小企業様向けには、日々、
Microsoft 365を中心とした技術情報を ソフクリ365倶楽部 で発信。

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経歴
~2016年
中⼩SIer、フリーランスエンジニア、⼤規模SIer等での経験を経て、2016年にソフトクリエイトに⼊社しました。
ソフトクリエイト⼊社後
AD、Office 365構築エンジニア、プリセールス等を経験した上で、2018年より、⾃分の発案でMicrosoft 365サービスの企画、⽴上げを⾏った後に、ソフトクリエイトホールディングス情報システム部にて、グループ全体へのMicrosoft 365 E5導⼊を主導しました。
現在
Microsoft 365の技術を中⼼に最新のテクノロジーや使い⽅を内外に発信したり、勉強会・トレーニング講師、新サービス⽴案、⽴上げとかの仕事をしています。
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趣味
散歩、登⼭、ロードバイク、旅⾏とかで、
外に出かけて、⾝体を動かすものが多いです
最近行って良かった所

この数年は、海外にも行くようになり、各国の文化や風土の違いを感じる経験ができるようになりました。

Seattle
Microsoft本社、ウォーターフロント、ワシントン大学、カロリー増々な食事
台湾
故宮博物院、台北101、九分のジブリ風な街並み、猫村として有名な猴硐(ホウトン)、気球や十分瀑布で有名な十分、各地域の夜市を中心としたグルメ
心掛けていること
現在の世の中では、エンジニアが何かを作れたり、運⽤できたりでは⾜りず、⾊々な視点で、考え、語り、発信できる様になる必要があると考えています。この様な活動のモデルとして、働き⽅と、テクノロジーの両⾯で、お客様、組織をリードできる様な⼈になれるように⽇々チャレンジすることを⼼掛けています。
最後に一言
テレワーク、社内のインフラ運⽤、セキュリティの維持対応、DX、AI等々、組織の情報システム部に求められる役割は、⽇々増⼤しています。この様な、時代の進歩の早い世の中で、皆様と⼀緒に⾼めあったり、課題を解決できるような関係を作っていきたいと考えていますので、どうぞよろしく!