『Active Directory 脅威診断/監視サービス』の提供開始

株式会社ソフトクリエイト（本社：東京都渋谷区／代表取締役社長：林 宗治、以下 ソフトクリエイト）は、Active Directory へのサイバー攻撃を検知してリスクを低減する「Active Directory 脅威診断/監視サービス」を2021年2月17日（水）より提供開始いたします。

■リリースの背景

昨今、Emotet や icedID などのマルウェアによる重大なセキュリティインシデントが多く発生しており、独立行政法人 情報処理推進機構（IPA）が注意喚起した「事業継続を脅かす新たなランサムウェア攻撃について」では、1万台を超えるマシンへの攻撃や、数 TB（テラバイト）のデータ窃取の事例が国内で報告されています。

特に Active Directory（以下、AD）を狙った攻撃や乗っ取りが増加しており、AD の管理者権限を奪取され、機密情報が大量に盗まれ「ダークウェブなどで公開される」、「身代金を要求される」などの被害が実際に発生しています。AD が陥落してしまうと被害は甚大で防ぐことは困難です。

今回発表の「Active Directory 脅威診断/監視サービス」は、企業の ID 及びアカウント管理の中枢となる AD に対する脅威を早期に検知し、被害を最小限に抑えることが可能なサービスです。

■Active Directory 脅威診断/監視サービスについて

URL： https://www.softcreate.co.jp/ad-monitoring

AD から出力されるログを独自開発した最新の攻撃を検出するエンジンで分析を行います。その上で、専門のセキュリティ技術者がログを確認し、管理者アカウントの窃取、不審な PowerShell 実行やグループポリシー改ざんといった、不審な挙動や影響度を、対処方法と共にお客様へ報告します。また、最新の攻撃を検知・確認するための AD ログ出力設定が適切に行えているかの設定確認も行います。

＜Active Directory 脅威診断/監視サービスの特徴＞

【診断サービス】

AD やファイルサーバに対する脅威をイベントログ（evtx ファイル）で診断し、結果を報告書に記載し提出いたします。また、脅威を検出するのに必要な監査ログの設定が適切に設定されているかの診断も行います。

価格：30万円/台（2台目以降は30万円～）

＜AD 診断サービスの概要図＞

【監視サービス】

SOC アナリストが脅威の可能性を常時監視、精査し必要に応じてお客様連絡いたします。

導入対象：ドメインコントローラー、ドメイン管理者端末、ファイルサーバ（任意）
※ご利用にあたり、S&J株式会社が開発した監視用エージェントのインストールが必要となります。

価格：お問い合わせください

＜AD 監視サービスの概要図＞

ソフトクリエイトは、今後もお客様の大切な情報を守るセキュリティ・サービスを提供してまいります。

■株式会社ソフトクリエイトについて

株式会社ソフトクリエイトは、パソコンショップとして1983年に開店して以降、事業の拡大を続け、システムおよびクラウドインテグレーション事業を中心とした事業を展開するシステムインテグレーターです。
お客様の IT 課題へ取り組み、独立系 SIer としての強みを生かした、コンサルティングから設計・構築、運用、教育・サポートまで、ワンストップでトータルにご支援いたします。
また、不正接続防止ツール市場における累計導入社数トップ(*1)であるセキュリティ対策製品「L2Blocker」のメーカーとしても事業を展開しています。

■ニュースリリースについて

事業戦略本部 マーケティング部 土方・石田
Tel：03-3486-1520
Mail： sc-contact@softcreate.co.jp

■Active Directory 脅威診断/監視サービスについて

事業戦略本部 セキュリティサービス部
Tel：03-3486-1520
Mail： sc-contact@softcreate.co.jp

*1 出典：株式会社富士キメラ総研「情報漏洩対策需要に沸く不正接続防止ツール市場2017」
※その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。