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導入事例:株式会社科学飼料研究所 様

株式会社科学飼料研究所 様
  • インフラストラクチャ構築
  • ネットワーク構築
  • 仮想化環境構築
  • 仮想化ストレージ(SDS)

概要

全農グループの一員として、飼料添加物、飼料(牛用代用乳、豚用人工乳、養魚用飼料)や動物用医薬品・ワクチンを製造・販売している科学飼料研究所。
5年前に刷新したインフラの経年劣化が進み、業務システムのパフォーマンスが低下した。業務に支障をきたす恐れにより、早急な改善が必要だった。そこで、同社が選択したのは、インフラ基盤をリプレイスし、処理速度向上が期待できる仮想ストレージ(SDS:Software Defined Storage)を導入することだった。

 

株式会社 科学飼料研究所 様

設 立
1967年2月
資本金
110百万円
住 所
〒104-0045 東京都中央区築地1-12-6(築地えとビル)
従業員数
265名(平成28年3月現在)
事業内容
畜水産農家の生産性向上、消費者への安全・安心、環境保全への貢献を使命とし、飼料および飼料添加物・動物用医薬品等の製造販売、飼育動物に関する診療・技術指導などを手掛ける会社
ホームページ
http://www.kashiken.co.jp/
 
 

課題・背景

・事業拡大により業務システムの負荷が年々増加し、レスポンスが悪化
・基幹システムと情報系システム基盤の運用管理に手間がかかる

JA全農および、医薬品メーカーの出資によって1967 年に設立し、「強いものづくりの実現とお客様への安全・安心の提供を通してわが国の畜水産の発展と環境保全に貢献します」を経営理念に掲げ、それぞれの分野で高いシェアを維持している。また、動物用ワクチンを製造する企業は国内でも数少なく、独自のポジションを築いてきた。

本社をはじめ、全国各地にある工場、事業所や研究センターで、生産・物流・販売、研究開発などの事業を行っている。これらの事業を支えるITに関連する業務を担っているのが経営管理部業務システム課だ。

同社のITシステムは、主に基幹系と情報系の2つで構成している。安心・安全な製品を届けるには、さまざまな業務システムやデータを保持するシステムが必要になる。もちろん会社の屋台骨を支える会計システムなどの基幹システムやコミュニケーションシステムも必要だ。
これらのシステムを動作させる環境は、オンプレミスの仮想化基盤などを利用して稼動させている。企業システムをまかなう物理サーバ、ストレージや仮想基盤などを含め、管理すべきインフラは相当数あったと経営管理部業務システム課の瀬戸 綾介氏は話す。

導入ポイント

・インフラのパフォーマンスを向上し、業務効率化を実現したい

・基幹システムと情報システム系の基盤を統合し、運用管理コストを削減したい

老朽化に伴い業務システムで問題が発生

同社の事業拡大を裏で支えるITシステム。今から5年前に同社のインフラを刷新した。刷新した当時は、問題なかったが、度重なる追加開発で処理が複雑化、また、事業拡大による処理件数の増加により数年が過ぎた頃から基幹系の業務システムで業務処理に時間がかかるという問題が発生した。タイムアウトによってエラーとなるケースも発生していた。早急に改善する必要があると考えた瀬戸氏は、何がボトルネックになっているかを解析することにした。パフォーマンスモニター等のツールを駆使して解析した結果、ボトルネックとなっていたのは、ディスク入出力だということが判明した。ディスク入出力の負荷に伴いCPUの使用率も8割を超えていた。 また、同社では、基幹系システムと情報系システムの仮想基盤が分かれており、この基幹系と情報系基盤の管理はそれぞれ行っており、運用・管理にも手間がかかっていたと瀬戸氏は話す。

株式会社科学飼料研究所 瀬戸 綾介 氏

株式会社科学飼料研究所
経営管理部業務システム課 瀬戸 綾介 氏

次世代基盤で問題を解決

株式会社良品計画 1F受付エリア


SDSを利用した次世代基盤の構成

ハードウェアの老朽化に伴うこれらの問題を解決するために、同社はIT基盤をリプレイスすることに決めた。また、リプレイスに伴い、今まで分かれていた基幹系と情報系基盤を統合することにした。今までそれぞれの基盤を運用・管理していた基盤を統合すれば、運用管理の効率化が実現できると考えたからだ。

基幹系と情報系の基盤の統合、業務処理の速度向上が実現できる環境、将来を見据えた拡張性と可用性が実現できる環境が要件だった。これらの要件を満たす環境を構築すべく、 2015年の夏頃からベンダー各社に提案を依頼した。2016年2月末にはベンダー各社の提案が出揃った。各ベンダーの提案内容を精査した結果、2社の提案まで絞り込んだ。その結果、マルチベンダーという強みを生かした提案を行ったソフトクリエイトの提案を採用した。
ソフトクリエイトの提案は、要件を実現するのに最も優れた提案だったと瀬戸氏。単純に、高価なハードウェアを導入して要件を実現するのではなく、仮想ストレージ(以下、SDS:Software Defined Storage)を利用し、ワークロードアクセラレータとSASディスクを搭載した通常のサーバにも関わらず、オールフラッシュ構成ストレージ並みの性能を実現していたのだ。

導入までの道のり

導入までには、時間がかかったという。提案の依頼をはじめた2015年夏から1年が過ぎ、本番環境として稼動したのは、2016年11月だ。導入フェーズが1番大変だったと笑って瀬戸氏は話す。

特に時間をかけたのは、SDSを実現するミドルウェアの選定だ。検証サーバをたて、評価版による検証を1ヶ月かけ実施した。本番で利用する予定のハードウェアと同性能のサーバで検証はできなかったが検証結果は、結果を試算して実測値として比較した。
SDSは、最終的に2種類から選定したが、冗長化した場合、本番環境では優れていたデータコア社の「SANsymphony」を採用した。
検証結果の目標値は、カタログに記載された性能の下限値を努力目標としていた。しかし、カタログに記載された性能値通りだったと瀬戸氏。

仮想基盤とSDSの構築、仮想マシンの新環境への移行やバックアップ環境の構築は、ソフトクリエイトが担当し、本番環境を構築して、2016年11月にリリースした。

ディスク入出力により、業務システムのパフォーマンスに問題があったが、SDSを導入したことで処理速度は向上したという。同価格帯のストレージ製品に比べても20倍はパフォーマンスがでているそうだ。

安定稼動する最適なIT基盤を提供

基幹系基盤と情報系基盤の統合、SDSを含め、運用・管理は統合したことで半分の労力ですむようになり、今回のリプレイスには非常に満足していると瀬戸氏。
今後は、メールのクラウド化を進める予定だという。また、BCP対策として用意している予備システムの更新も検討している。

「ソフトクリエイトの提案は、試して頂いてよかったものを提案してくれる。コンサルティング力が強いので、信頼している。」と最後に瀬戸氏は語った。

今回のリプレイスにより改善された環境の可用性、拡張性を生かし、会社全体の業務効率化を図るための戦いは続く。

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