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パロアルト次世代ファイアウォールの“同盟”相手とは?

一、歴史的快挙につながった日英同盟

今から100年以上前の西暦1902年(明治35年)。日本は日清戦争(1894年)に勝利し中国大陸への影響力は強まったものの、当時の世界一の大国ロシア帝国の脅威は増していました。ロシアとフランスは露仏同盟を締結。日本はロシアと開戦すると、フランスも同時に敵に回すことになります。一方、イギリスはドイツやロシアに備える必要がありました。そこでイギリスは、ロシアと対立が深まる日本と手を結ぶことに。この時イギリスは19世紀依頼の非同盟政策「栄光ある孤立」を捨てて日英同盟(第一回日英同盟協約)を結んだのでした。この同盟が、後日、日露戦争でのバルチック艦隊との日本海海戦につながったとも言えます。効果的な同盟は歴史の転換点となる…という一例です。

二、入口対策・内部対策製品の歴史的な同盟!

一方、時は流れて2019年の日本。いま、企業の周辺を見渡すと、乱世時代もさながら、巧妙化、狡猾化しているサイバー攻撃者が虎視眈々と企業を狙っています。サイバー攻撃者の中には、いわゆる「標的型攻撃」で企業の弱点を巧みに狙い、メールに同封したマルウェアなどでサイバー攻撃を仕掛けてくる場合があります。もはや自社ネットワークへの侵入を100%防御し続けることは難しく、送り込まれてくるマルウェアに「どのように対処するべき準備しておくこと」が求められています。

このような状況のサイバー攻撃への対策ソリューションとして、パロアルトネットワークス社の「次世代ファイアウォール」と、ソフトクリエイトの L2Blocker が連携を開始しました。

なぜ、この2つの製品が連携したのかを考えてみましょう。まず、マルウェア感染経路、活動プロセスを「次世代ファイアウォール」が検知し、その情報は L2Blocker に伝達されます。マルウェア情報を取得した L2Blocker は、社内ネットワーク内のマルウェア感染が疑われる PC を自動的にネットワークから遮断します。感染段階で遮断するため、PC がマルウェアに感染したとしても被害を最小化することができます。またアプライアンス製品同士が連携することによって、例え情報システム担当者が不在でも、24時間365日インシデント発生に対して自動で初動対処が可能になるのです。手前味噌ですが、これもまた優れた“同盟”だと思いませんか?

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