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導入事例:日本風力開発株式会社 様

日本風力開発株式会社 様
  • クラウド
  • SCCloud
  • ファイルサーバ on SCCloud
  • モビリティ・コネクト for SCCloud

概要

風力エネルギー資源の開発を目的に、1999年に設立された日本風力開発。風力発電所の適地探索から、建設、発電までかかわる。同社では3年半ほど前から、ファイルサーバの容量がほぼ上限に達しつつあった。そのたびに不要なファイルの削除、外付けのHDDに退避させるなどして、対応してきた。ファイルサーバの更改の時期が目前に迫り、従来通り物理サーバを導入するか、クラウドサービスを利用するかを検討した。その結果、同社が選択したのが、ソフトクリエイトのクラウド型オンラインストレージサービス「ファイルサーバ on SCCloud」だった。

 

日本風力開発株式会社 様

設 立
1999年7月26日
住 所
〒105-0003 東京都港区西新橋1丁目4番14号 物産ビル
資本金
10,369百万円
従業員数
152人(平成27年12月末時点)
ホームページ
http://www.jwd.co.jp/
事業内容
風力発電所の開発、風力発電機の販売、および青森県六ヶ所村、千葉県銚子市・鴨川市、鳥取県西伯郡、石川県珠洲市などの発電所(子会社含む)を通じた風力発電事業を展開

課題・背景

社内ネットワークの利用状況の把握、持ち込みPC やスマートフォンの無断接続の排除

風力発電所の適地探索や調査、発電所建設、さらには風力発電事業を行う事業会社への出資、および発電所の効率的な運営サポートなど、風力発電所開発にかかわるサービスをトータルで提供している日本風力開発。自社でも直営の風力発電所を設置し、発電事業も展開している。 風力発電所の建設は、計画から設置まで長い年月を要する。
「10年以上の年月がかかることも珍しくない」と管理本部 管理部 総務グループ次長の尾川氏は語る。例えば、地方自治体から風力発電所建設の依頼を受けた場合、適地の探索および風況調査を実施。適地が見つかると地権者との交渉も行う。地権者との交渉がまとまったとしてもすぐ建設に入れるわけではない。造成や建設機械の稼働などにより環境が影響を受けないか、その後5〜6年かけて環境アセスメントを実施するという決まりがあるからだ。それらをすべてクリアして、ようやく建設できるため、発電所の運用が始まり投じた資金を回収するまでに10〜20年もの時間を要するという。
それだけに、発電所建設にかかわる資料は膨大になる。それらの膨大な資料を全社で共有するため、オンプレミスで運用していた物理サーバを5年前に増強した。数ある資料の中でも、最もデータ量が大きかったのは、完成図書と呼ばれる発電所が完成時に行政に提出する資料で、ファイルサイズは約600MB。それらを関係部署ごとにそれぞれ別のフォルダに複数保存していたという。その結果、データ容量はあっという間に増え、1年半前よりディスク使用量が80〜90パーセントに達し、不要なデータを削除、長く使った形跡のないデータを外付けのHDDに退避させるなどして、運用していた。

導入ポイント

・昼夜問わず、ハードウェアタイプで不正なネットワーク利用を防ぎたい

・外出先からも安全にアクセスできる仕組みが安価に構築できる

クリーンエネルギーの会社だから、物理サーバより環境に優しいクラウドを選択

物理サーバの更改が目前に迫り、次のファイルサーバはどうするか検討をすることになった。 「当初はより容量の大きな物理サーバに入れ替える予定でした。しかし、少しの容量アップでは今まで同様、すぐに上限に達してしまうことが予想される。かといって増えることを見越して、今までの3倍の容量のサーバを導入するというのも無駄が多い。そこでクラウドサービスを検討することにしました」と管理本部 管理部 総務グループ課長の斉藤氏は語る。

 

候補に挙がったのはソフトクリエイトが提供する「ファイルサーバ on SCCloud」と、既存のファイルサーバを導入したベンダーが紹介したサービスの2つ。「どちらもサービス内容に大差はありませんでした」と尾川氏は語る。しかし選択したのはソフトクリエイトの「ファイルサーバ on SCCloud」。決め手となったのは、日本風力開発と付き合いがあり、内部事情もそれなりに理解してもらえていることだった。「オンプレミスからクラウドに移行するには、それなりのリスクがあります。クラウドサービスを提供する会社の経営基盤が盤石で、サービスの提供が永続的に見込めることもポイントでした。その点、ソフトクリエイトは30年ものIT業界での実績があります。しかも当社とは2013年2月にワークフローシステムを導入してからの付き合い。私たちが抱える運用面での課題についても十分、理解してもらっていたので、安心して任せられると思いました」と尾川氏は説明する。

 

「『「ファイルサーバ on SCCloud」』には技術的にも優位性がありました」と斉藤氏も続ける。それは2014年11月より、日本風力開発ではソフトクリエイトのハウジングサービスを活用していることだ。「実はこのサービスを利用したときから、ファイルサーバもクラウドに移行できればと思っていました。しかもソフトクリエイトのサービスであれば、新たにVPN網を敷設することなく、既存のデータセンターの接続回線が使えます。これは大きなポイントでした」(斉藤氏)。さらにもう一つ、ソフトクリエイトのサービス選定に大きく影響したのが、「モビリティ・コネクト for SCCloud」という、付加サービスを提供していたことだった。

日本風力開発株式会社 管理本部 管理部 総務グループ 次長 尾川 龍二 氏

日本風力開発株式会社
管理本部 管理部 総務グループ 次長
尾川 龍二 氏

「例えば風車のメンテナンスに出掛けると、1週間以上現地に留まり続けることもあります。従来は事務所に戻ってきてからメンテナンス情報を共有していたのですが、『もっと早いタイミングで情報を共有したい』という声があり、社外からでもファイルサーバにアクセスできる仕組みを検討していました。モビリティ・コネクトを使えば、安価にかつ容易に実現できると知り、これを使わない手はないと思いました」と斉藤氏は語る。 とはいえ、クラウドサービスの導入は初の試みであるため、担当役員(決裁者)には、利便性の向上に止まらず、次の点についても当社に利点があることをご理解、ご評価いただいた。「当社はクリーンエネルギーの会社。クラウドを活用する方が電力消費量も削減できるし、廃棄物の削減にもなる。より環境に優しいクラウドを活用することは、当社にとっても良いアピールポイントになるはずですと説明しました」(尾川氏)。

問い合わせがなくなり、生産性が向上

日本風力開発株式会社 管理本部 管理部 総務グループ 課長 斉藤 博樹 氏

日本風力開発株式会社
管理本部 管理部 総務グループ 課長
斉藤 博樹 氏

経営陣の承認を得、2015年10月に物理サーバから「ファイルサーバ on SCCloud」への切り替えを行った。「特に問題なく切り替えもうまくいきました。実質の作業時間は1〜2時間ぐらいでしたね」と斉藤氏。運用が始まってまだ2カ月だが、「これまでファイルサーバの保守にかけていた時間を他の業務に充てることができるので、生産性が上がりました」と斉藤氏は満足そうに語る。従来は物理サーバが常に容量一杯だったため、ファイルが開く速度が遅くなるなど、パフォーマンスに関する問い合わせが頻繁に届いていたからだ。もちろん、それ以外にもファイルサーバで何かトラブルがあると斉藤氏のところに問い合わせがくる。そのたびに問題を切り分け、物理サーバの問題であればその導入ベンダーに問い合わせるということをおこなっていたのである。「そういうトラブル時の問題を切り分ける作業がなくなったのは、大きな効果だと思います」と斉藤氏。また尾川氏も「見た目のコストはクラウドに変えたことで増加しました。しかしクラウドにしたことで、堅牢なセキュリティを手に入れることもできました。それだけのセキュリティを自社で構築すると、かなりのコストがかかります。また遠隔地からファイルサーバへのアクセスする仕組みもコストをかけずに構築できました。そういうことを含めて総合的に判断すると、コストダウンも図れたと評価しています」と言い切る。

社内システムのクラウド化を検討するため、ITリテラシーの高い人材の育成に注力

東亜道路工業株式会社 管理本部 尾川氏・斉藤氏

風力発電所に関する完成図書など、重要なデータを安心、安全に共有する仕組みはできた。ただ「モビリティ・コネクトに関しては、今は最後の調整段階。早く実稼働させて、メンテナンス情報の早期共有を実現させたいですね」と意気込みを語る。それだけではない「まだまだやりたいことがある」と斉藤氏は続ける。「グループウェアやメールシステムもクラウド化したいと考えています」と斉藤氏は展望を語る。だが社内システムのクラウド化を進めるには、「IT専門の担当者を育てることから始めなければならないと思っています」と尾川氏は言う。「経営層の方々にご理解いただくには、例えば『これだけ決算書類の作成が早期化できます』というような、数字に基づく提案が必要です。それができるには、専門の人材が必要です。しばらくは提案できる人材を育成。そこに注力していきたいと思います」(尾川氏)。

 

風力エネルギーという環境に優しい自然エネルギーの開発にまい進する日本風力開発。社内システムも「環境への優しさ」を重要キーワードに、クラウド化への挑戦は続く。

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